日本のシャツブランド「メーカーズシャツ鎌倉」。聞き馴染みのない方も多いのではないだろうか? いや、「鎌倉シャツ」と言えば、聞いたことのある人が増えるのかもしない。
1991年に鎌倉で生まれたこのブランドは、当初13坪の小さな空間から始まった。創業以来、ただひたすらにビジネスマンにとって欠かせないアイテム「シャツ」を作り続けてきた彼らの根底にあるものはなんなのか。そんな彼らのこだわりに迫ってみたいと思う。
厳しい基準の上に成り立つ上質シャツ
まず、彼らのシャツ作りはその基準が厳しい。綿100%は当たり前。その上でさらに厳しい基準を自らに課している。
そんな基準をクリアしているシャツだからこそ、ほとんど広告宣伝をしなくとも人気がでるのだろう。
原価率59%の経営
出典:nyniche.com 鎌倉シャツは、その全ての原価率が59%と言われている。約5,000円程度の価格で販売されている彼らのシャツは、原価率的に言えば百貨店などで1万円以上する商品と変わらないクオリティということになるのだ。
それでも経営が成り立つのは、その「回転率」にあると会長の貞末氏は言う。価格帯を安く設定して、売れる彼らのシャツ。そしてまた次の商品を売り出し、それも売れる。高い価格設定をして原価率を引き下げるよりも、結果的に経営を安定させることができる、というのが彼らが原価率を59%で提供できる所以なのだ。
バラエティではなく、サイズの幅を重視
出典:shop.shirt.co.jp そして彼らのもう一つの特徴として挙げられるのが、そのサイズの幅にある。服どんなビジネスにおいても、商品のバリエーションを増やすほうが様々なニーズに応えることができ、有利だと思う。しかし、彼らはそれを逆手に取った。
バリエーションを豊富にする経費があるなら、その分をサイズ幅の拡張に当てたのだ。それもひとえに彼らが「誰かのため」にシャツを作っているからであろう。そんな心遣いも嬉しい。
「鎌倉シャツ」の魅力はご理解いただけただろうか。いや、解らないという方もいるだろう。ぜひ、自分の目で確認して欲しい。決してこれらの言葉が虚言の類ではなかったと気づいてもらえるだろう。
メーカーズシャツ鎌倉 公式通販| Maker's Shirt KAMAKURA
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