HOMEライフスタイル スポーツカーは永遠に不滅。今も昔も男心を鷲掴みにしてきた「スポーツカー」が持つ魅力とは?

スポーツカーは永遠に不滅。今も昔も男心を鷲掴みにしてきた「スポーツカー」が持つ魅力とは?

大倉怜士

2015/06/12(最終更新日:2015/06/12)


このエントリーをはてなブックマークに追加

スポーツカーは永遠に不滅。今も昔も男心を鷲掴みにしてきた「スポーツカー」が持つ魅力とは? 1番目の画像
出典:auto.ferrari.com

 現代の、特に現代日本の路上において、果たして「スポーツカー」に魅力はあるのだろうか? 多くの人数も乗れず、乗り心地も悪いスポーツカーは、正直言って不要にさえ思える。

 それでも私たち男は、そんなスポーツカーに憧れを抱くことをやめられない。それは決して『ワイルドスピード』のような映画で観てるからだけではない。だって、スポーツカーはそんな映画がない頃から、男心を鷲掴みにしてきたのだからーー。

 スポーツカーに秘められた魅力というものは、正直言って筆舌には尽くしがたいものがある。いや、もはや言葉など無粋なのかもしれない。その魅力は、我々の心を直接鷲掴みにする。今回はそんなスポーツカーの人気ブランド達をご紹介しながら、スポーツカーの魅力に迫っていこう。

フェラーリ(Ferrari) 

スポーツカーは永遠に不滅。今も昔も男心を鷲掴みにしてきた「スポーツカー」が持つ魅力とは? 2番目の画像
出典:auto.ferrari.com

 誰もが知っているスポーツカーブランド「フェラーリ(Ferrari)」だが、その歴史は古く、20世紀頭の1929年にまで遡る。イタリアの地で創業者エンツォ・フェラーリ氏によって設立されたフェラーリ。今では世界を代表するスポーツカーブランドとなった彼らだが、今なおエンツォの想いは脈々と受け継がれている。

レーシングマシンとは、強力なエンジンを造り、4つの車輪をつけたもの。

出典:エンツォ・フェラーリ - Wikipedia

 エンツォが求め続けたのは、デザインでも乗り心地でもない。スポーツカーとして、ただひたすらに強いエンジン。これは彼自身がレーサーだったことに由来しており、それは今でもフェラーリのモノづくりに対するポリシーとなっている。 

 誰のためでもない。ただひたすらにスポーツカーにスピードを求め続けたエンツォ氏。それは同時に、スポーツカーの在り方・魅力へとなった。彼の生き様が感じられるような一品は、計り知れない魅力を秘めている。

オペル(Opel)GT

スポーツカーは永遠に不滅。今も昔も男心を鷲掴みにしてきた「スポーツカー」が持つ魅力とは? 3番目の画像
出典:www.mobile.de

 1968年、ドイツで一つのスポーツカーが生まれた。その名を「オペル GT」とされたこのスポーツカーは、エンジンのチューニングの楽さと高いデザイン性が人気を呼び、特にアメリカ市場で爆発的に売れた。決して色あせることのないデザイン性の高さが、その魅力を最大限に引き出している。

 現在では完全にGMの子会社となったこのオペルというブランドだが、このGTシリーズは今でも高い人気を博している。それもひとえに、色あせることのない革新的なデザインがあるからこそだ。

マセラティ(MASERTI)

スポーツカーは永遠に不滅。今も昔も男心を鷲掴みにしてきた「スポーツカー」が持つ魅力とは? 4番目の画像
出典:astonmartinaustralia.com.au

 「マセラティ(MASERTI)」の前身であるアルフィエリ・マセラティ工房がイタリアのボローニャで設立されたのが、約一世紀前の1914年。マセラティはそれ以来、一貫してスポーツカーの発展に尽力してきた。
 
 ほぼ一世紀の歴史の中で、彼らは常にスポーツカーの性能、つまりそのレースカーとしてのスピードを重視してきた。そんな彼らが造り出すスポーツカーは、数々のレースで偉業を達成してきたが、そこにはそれに携わってきた何万という人の苦労がある。

今日、マセラティの誇りはブランドを形づくる価値-人材管理、職場環境におけるイノベーション、顧客関係の透明性-に反映されています。

出典:企業情報 - マセラティ

 彼らの造り出すスポーツカーは文字通り、プライスレスな逸品であり、男のロマンが詰まりに詰まっている魅力的な逸品だ。

 
 冒頭でも述べた通り、スポーツカーの魅力は言葉では表せない。いや正確には、表す必要がない。見るという行為だけで、心を奪われてしまう。創業者や造り手の想いを感じながら、スポーツカーの魅力に触れて欲しい。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード