ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.494〜集客はイベント利用!?〜」
では、ホリエモンがネットビジネスにも有効な集客方法を紹介した。
今回取り上げたのは、「私は、AmazonのAWSやMSのOffice 365等のクラウドサービスの販売支援、ユーザー教育を提供する事業を行っています。ITのクラウド化が進み、知識や判断力のある企業は自社で最適な仕組みを選択し導入が進んでいますが、まだまだ中堅以下の層では導入に向けた接点が作れておらず、特に100名以下の企業向けには各ベンダーフォローができていない状況だと感じます。
その為、このデリバリー部分の強化がビジネスになると考えました。ユーザーとベンダーをつなぐクラウドポータルサイトを運営し、製品紹介、製品デモを請負い、構築はSIerへ案件をつなごうと思っています(クラウド製品の出会いの場をイメージしています)。手間や手離れの良さを考えて、対象はSaaS製品に絞るつもりです。広げ方のアドバイスを頂けないでしょうか?」という質問。
ホリエモン「AWSには、導入を支援するための会社がある!」
ホリエモンは、「その分野の人たちが好きそうなゲストを呼んで、セミナー兼フェアみたいな会を定期的に開くのがいいんじゃないかな。結局、そういう会社の人たちってリアルのイベントで集客するのが一番なんだよね」と回答。
AWS(Amazon Web Services)は、AmazonがショッピングサイトやWebサイトのインフラなどをWeb事業者等に提供するサービス。AWSには様々な機能があり、正しい設定や活用法が分からない企業も多数ある。
もちろんAWS自体がそうした利用者向けのセミナーを開くこともあるが、それとは別にAWS導入を支援する企業も多数存在している。今回の質問者も、そうした企業の1つだ。
ネット企業でも、リアルのイベントは効果大!
では、AWS導入を支援する会社はどうすれば多くの人にリーチすることができるのだろうか? ホリエモンが勧めるのは、リアルのイベント開催だ。
Web上のサービスならわざわざイベントを開く必要がないようにも思えるが、イベント開催には大きなメリットがある。1つは、多くの人に会えることだ。
イベントを開けば、実際のAWS使用者に会うことができ、苦労している点や改善したい点といった生の声を聞くことができる。もちろん、そうした人が顧客になってくれる可能性もあるし、参加者づてに同じような悩みを持った人を紹介してもらえることだってあるだろう。
また、直接相手の顔を見て話すので自分を認識してもらうことができるし、相手にあったアドバイスが可能なのでネット上でやり取りするよりも効率的に交渉を進めることもできる。
AWSの導入を考える企業は多いが、そうした企業が一堂に会する機会はあまりない。ならば、自分でイベントを開いて集めてしまうのが効率的だ。最近はPeatixやEventRegistなどがあるので、イベント開催の敷居も低い。
AWSに興味を持っている人に多数会うことができ、情報収集もできる。ネットサービスだからと言って、Web上でのプロモーションが有効とは限らない。リアルのイベントを開催することが最適解になることも十分にありうる。
プロモーションをする際には、ターゲットとなる客層に有用な情報を提供することが大切だ。そうした場がないのなら、自分で作るというのも有効な手ではないだろうか?
ホリエモンが集客のコツを語った「堀江貴文のQ&A vol.494〜集客はイベント利用!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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