おしゃれメンズを名乗るなら、ファッションに関するある程度の雑学も持っていなければ恥ずかしい。特にモデルがあるスニーカーに関する知識は必要不可欠。
20世紀前半からという長い歴史を持つスニーカーというアイテムにとって、その中で名作と呼ばれ、定番化し、伝説となったスニーカーは数知れない。今回はそんな定番スニーカーにまつわる歴史と雑学を紹介していこう。
NEW BALANCE 「M1400」
1980年代に既に、大ヒットモデル「M1300」の後継モデルとして開発されていたが、当時のテクノロジーでは量産が出来ず、1994年までそのデビューを待ったという裏話のあるスニーカー「M1400」。クラシックなデザインとは裏腹に、その履き心地に定評がある、定番中の定番スニーカーモデル。
「M1400」というモデル名まで知っているのはおしゃれメンズとしては当然。こういった裏話も知っておくと、おしゃれ力UPだ。
CONVERSE 「ONE STAR(ワンスター)」
出典:item.rakuten.co.jp 1968年にバスケットシューズとして誕生した「ワンスター」シリーズ。今となってはすっかり定番モデルとなったこのスニーカーだが、68年から69年、74から75年という、わずか4年間で生産が中止。幻のスニーカーとさえ言われていた。
その後、ファンからの熱い要望に応える形で復活。ストリートファッション界に欠かせない定番アイテムとなったのだ。
Adidas 「Super Star(スーパースター)」
出典:blog.finishline.com 1970年に、アディダスからデビューした「スパースター」シリーズ。今やアディダス、スニーカー界を代表する定番モデルとなったこのスニーカーだが、当初はバスケットシューズとしてデビューしていた。
特徴的なのは、オールレザーのボディとシェルテュと呼ばれるつま先部分。このシェルテュは貝殻の意で、元はバスケ選手のつま先を守るために搭載されたもの。レザーの履き心地は、従来のキャンパス素材の物とは比べ物にならず、スーパースターは瞬く間に定番スニーカーとなったのだ。
現代ではすっかり定番化したスニーカーにも、そこには歴史がありストーリーがある。それは決してムダな知識ではない。次の世代に伝えて欲しい。それはたとえ、スニーカーの歴史であっても、大事にして欲しい。
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