ファッション業界は今、間違いなく新たな方向性へと傾いている。それは原点回帰ともクラシック主義とも言えるもので、モダンでモードなファッションよりも、80年代・90年代のファッションに強い注目が注がれている。
その中で無論、注目の的となってくるのが「デニムジーンズ」だ。19世紀のゴールドラッシュの時代に生まれてからこのかた、長い歴史をカジュアルウェアの代表格として歩んできたこのパンツ。
しかし、厄介なことにジーンズは誰しもが当たり前のように履いているアイテム故に、コーデスタイルが均一的になりがち。今回はそんな状況を打破したい大人のための、デニムジーンズを使ったかっこいいコーデをご紹介していこう。
黒ジーンズに合わせる「強めアウター」がかっこいい!
黒のデニムジーンズは、恐らく最近の流行りだろうが、このジーンズの魅力を最大限に引き出すには、ライダースジャケットやブルゾン系の「強めアウター」を合わせるのがベスト。写真のように力強いコーデが完成する。
ポイントはデニムジーンズのサイズ感。ピチピチ過ぎても男らしくない。太すぎてもみっともない。適度なサイズ感の物をチョイスすることが、このコーデを成功に導く鍵となる。
ポイントはデニムジーンズのサイズ感。ピチピチ過ぎても男らしくない。太すぎてもみっともない。適度なサイズ感の物をチョイスすることが、このコーデを成功に導く鍵となる。
かっちりジャケット×浅青ジーンズは大人カジュアルの法則
大人カジュアル=渋めコーデと言ってしまうのは、少し単純すぎるかもしれないが、大人だからこそ似合うコーデであることは間違いない。浅青ジーンズはジャケット、特に写真のようなかっちりしたジャケットと相性抜群。かっちりしていて暑苦しいはずのジャケットが、カジュアルの代表格浅青ジーンズのおかげで、すっきり見える。
ジーンズ初心者の方へ。浅青ジーンズにはさまざまな種類があるが、基本的にダメージ入りの一本はおすすめしない。最初の一本は浅青デニムジーンズをおすすめする。
ジーンズ初心者の方へ。浅青ジーンズにはさまざまな種類があるが、基本的にダメージ入りの一本はおすすめしない。最初の一本は浅青デニムジーンズをおすすめする。
ワークスタイルジーンズとざっくりニットが渋くてかっこいい。
最後にご紹介しておかなければならないのが、昔ながらのワークスタイルジーンズを使ったコーデ術。今年のトレンドボトムスの中の一角に数えられるこのジーンズは、その味が渋い。
しかし、最もやってはいけないのが、その渋さを前面に押し出してしまうこと。渋すぎてはいけない。ざっくりニットやカーディガンで、渋さを適度に殺すコーデを心がけよう。
しかし、最もやってはいけないのが、その渋さを前面に押し出してしまうこと。渋すぎてはいけない。ざっくりニットやカーディガンで、渋さを適度に殺すコーデを心がけよう。
大人だからこその渋さ。でも、渋くなり過ぎてはいけない。ファッションコーデを考える上で必要なのはバランスであって、個性のゴリ押しは厳禁。これからはそういった部分も注意しながら、ジーンズを使った自分なりの渋コーデを模索してほしい。
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