ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.490〜情報収集は簡単!?〜」では、ホリエモンが自身も実践している情報収集のコツを紹介した。
今回取り上げたのは、「商品企画などでビジネスパートナーとブレストをしながら進めています。現状は主に仕事関係者とブレストしていますが、もっと自分たちとかけ離れたカテゴリーの意見も聞きたいと思うことがあります。例えば、オンライン上でお題に合うブレスト相手を見つけてSkypeなどで意見を交わすとか。そんな場があれば、お題提供側だけでなくお題に対してブレストする協力者側もやりたいとも思うのですが。『Blabo!』がイメージに近いサービスかと思います。
また、堀江さんのように自身のメディアを持ち、そこからアイデアを集めることはある部分では近いコンセプトです。他に多様性のあるブレスト実現の助けになるようなサービス、アイデアはありませんか?」という質問。
優秀な人に話を聞くのが一番早い!
ホリエモンは、「まさに『Blabo!』を使うのがいいんじゃないかな。でも、議論が進むのはやはり頭の回転が早い人と呑んだ時などなので、優秀で面白い知人とLINEグループとかで議論するのがいいかな。多様性は、実際に人と会うことやSNSで情報収集すればいいのでは」と回答。
Blabo!は、商品企画などで悩む企業がユーザーにアイデアを募ることができるサービス。組織内に限らずに、いろいろな人から発想の種をもらえるのがメリットだ。
また、今回のゲストである株式会社ツクルバ 代表取締役CEO 村上浩輝氏が運営している「co-ba shibuya(コーバ渋谷)」は、会員制のシェアワークプレイス。社員数の少ないベンチャー企業が多数使用しているため、他の会社の人に相談する姿も多数見られるという。
こうした状況から村上氏は、「特にエンジニアなどは、なぜ詰まっているのか分からなくて何時間も経過することがある。こういう時は、正解が分かる人に聞くのが一番早い」と複数の会社が同じスペースで働くメリットを話した。
1人でいくら悩んでも解決できない問題は、確かに存在する。社外の人であっても、問題点を把握してアドバイスをくれる人がすぐ近くにいれば、業務スピードは飛躍的に上がるのではないだろうか。
「今は質問できる環境がたくさんあってうらやましいよ!」
co-ba shibuyaの話を聞いたホリエモンは、「今の起業家はいろいろ質問できる場所があって本当にうらやましいよ」と素直な感想を漏らした。
ホリエモンがサービスを作り始めた20年前は、インターネットは存在していたが、相談できる相手がなかなか見つからず、彼はほとんど独学で開発を進めていた。「どんなプログラミング言語を使えばいいかすら分からなかったよ!」と当時の苦労を振り返った。
それに比べ、現在は知識を持った人に話を聞く手段はいくらでもある。co-ba shibuyaのような特定の場所に行かなくても、LINEやSkypeでいつでも質問ができる。また、FacebookなどのSNSで全く知らない人とつながりを持つことすら簡単だ。
他人のアイデアを借りたい人にとって便利なサービスはいくらでもある。大切なのは、誰にどんな手段でアプローチすべきを判断して、実際に行動してみることではないのだろうか?
ホリエモンが情報収集のコツを語った「堀江貴文のQ&A vol.490〜情報収集は簡単!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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