ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.488〜演出が大事!?〜」では、ホリエモンがモータースポーツの演出の変化を語った。
今回取り上げたのは、「小林可夢偉さんが今後EV(電気自動車)のレースでオイルの匂いや音が無くなる事を懸念されていましたが、堀江さんはどの様にお考えでしょうか? 例えばBMWのEV・i3は無音ですが、スポーツタイプのPHV・i8は演出として人工的に音を作りスピーカーから出しています。スポーツカーやレースでは、この様なエンターテイメントとしての人工的な演出も必要なのでしょうか?」という質問。
モータースポーツから音が無くなる!
ホリエモンは、「必要だろうね。まあ音には限界があるので、LEDでピカピカ光るとかね」と回答。
最近では、モータースポーツにEVやハイブリッドカーがかなり多く導入されている。こうしたエコカーの特徴の一つは、とにかく音を出さないこと。
エンジンの駆動音などはほとんどせず、「聞こえるのは風切音とタイヤの接地音ぐらいなんだよね」とホリエモンも驚きを隠せない様子。また、あまりに静かなのでピットインの際には車の存在を知らせるためにサイレンが鳴るのだという。
こうした技術の発展から、ホリエモンは「モータースポーツの音が無くなるのは確定だろうね」と語っている。
これからのモータースポーツはライトアップがメインになる!?
これまでのモータースポーツを語る上で、音は欠かせない要素だったはず。スポーツカーが目の前を走り去るときの「ヒュオン」という音に愛着を持っている人も多いだろう。
ホリエモンはこうした状況の変化から、「モータースポーツは、音が無いことを前提としたエンターテイメントを考えなきゃいけないよね」と指摘。これまではスポーツカーが発する音がモータースポーツならではの空気を作り出していたが、これからはそれに代わる演出法を作り出さなければならない。
そこでホリエモンが提案しているのが、LEDを使ったライトアップだ。これからのモータースポーツは、色とりどりの光がきらめく鮮やかな会場になるかもしれない。
技術が変化すれば、それに伴って場の制約や演出の都合も変わっていく。技術の発展はこれまで当たり前だった文化を無くしてしまうこともあるが、それによってまた新しい演出が生まれてくるのではないだろうか?
ホリエモンがモータースポーツの将来を語った「堀江貴文のQ&A vol.488〜演出が大事!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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