ボールペンを選ぶ中で意外と盲点になるのが、そのボールペンの耐久性だ。すぐにメモをしなければならないシチュエーションが多いビジネスシーンでは、インクのかすれなどが起きにくく、どんなシーンでも対応できるボールペンが欲しいところだ。
今回紹介するのはどんなシチュエーションにも対応することができるボールペン「パワータンク」。果たして史上最強のボールペンの対応力とはどのようなものなのだろうか?
どんなシチュエーションでも書くことが可能
出典:pixabay.com パワータンクが史上最強のボールペンだと言われるのは、その幅広いシチュエーションへの対応力にある。
例えば、カレンダーや手帳に書き込むとき、上向きにボールペンを使わなければならないと思うが、通常のボールペンは、インクを重力で供給しているため書くことができずかすんでしまう。しかし、パワータンクであれば、上向きであろうと関係なく書くことができるのだ。
また、氷点下や濡れた紙に対してもパワータンクは効力を発揮し書くことができる。まさに史上最強のボールペンだと言えるだろう。
なぜ濡れた紙や上向きでも書くことができるのか?
出典:blog.goo.ne.jp それではなぜパワータンクは濡れた紙や上向きでも書くことができるのだろうか? その秘密はパワータンクの持つ構造にある。
先ほどの述べたように、通常のボールペンは重力によってインクを供給している。しかし、パワータンクは圧縮した空気をインクの上部に充填し、その空気圧でインクを押出している。だからインクが上向きであっても、濡れていても供給され続けるというわけだ。
つるつるした紙にも書きやすい
出典:www.tagami-bunguten.com 通常のボールペンは、印刷用紙などのつるつるした紙ではボールが空転してしまうためインクの出が悪くなってしまう。パワータンクは、加圧式であるためこのようなつるつるした紙にも強いのだが、さらに機構上の工夫をして書きやすくなっている。
その工夫とは、ボールの表面をでこぼこにする「スパイクボール」と呼ばれる機構。このスパイクボールがつるつるの紙であっても、パワータンクをがっちりとボールを密着させることに成功させているのだ。
史上最強のボールペンといわれるパワータンクだが、どのようなシチュエーションにも柔軟に対応する優秀なボールペンの1つだと言えるだろう。ビジネスシーンで突然インクがかすれるなどのアクシデントに遭わないためにも、1本パワータンクを持ち歩いてみてはどうだろうか。
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