ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.484〜マクドナルド低迷の理由!?〜」では、ホリエモンが最近マクドナルドが低迷している理由を解説した。
今回取り上げたのは、「日本マクドナルドの低迷は本当に原田泳幸氏に原因があるのでしょうか? サラ・カサノバに社長交代したのは2013年8月なのに、今の業績の急降下を止められないのはカサノバの手腕に問題があるのではないでしょうか? 原田氏がまだ社長を続けていたなら今の急降下を招いていなかったと思います」という質問。
「マクドナルドは今の時代には中途半端すぎる!」
ホリエモンは、「構造的な問題だよね。安いイメージがすっかり定着しちゃっている」と回答。一昔前には100円マックなどがあり、「安い外食といえばマクドナルド」というイメージがあったが、今はコンビニなど安く食事が出来る場所はたくさんある。
また、ホリエモンチャンネルアシスタントの寺田有希氏が「でもセットだと700円くらいかかってしまう。それならもう100円払って普通のランチを食べたくなる」と話すように、昔のイメージほど低価格ではないのも問題の1つだ。
海外に目を向けても、日本でモスバーガーなどが人気を伸ばしているように、アメリカでは「In-N-Out Burger」や「シェイク・シャック」のような少し値段が高いファーストフードが流行っている。
こうした状況からホリエモンは、「マクドナルドは今の時代には中途半端すぎるんだよね」と評価した。
今の外食産業は安さだけでは生き残れない!?
「In-N-Out Burger」や「シェイク・シャック」の大きな特徴は、従業員満足度や顧客満足度が高いことだ。ホリエモンは、こうした従業員満足度の問題もマクドナルドの足を引っ張る要因の1つだと考えている。
日本では最近、すき家やワタミのような低価格な外食産業の労働環境が大きく取り沙汰された。ホリエモンは、「従業員のモチベーションの低下が客にも伝染しているんじゃないかな」とホリエモンは分析している。
「要は安いイメージがつきすぎているんだよね」とホリエモン。仮に昔のような値段設定にしても、現在の外食産業はただ安さをアピールするだけではなかなか勝ち残れない。
安さ以外の新たなイメージを打ち出せるかどうかが、マクドナルドの命運を握っているのではないだろうか。
マクドナルドの低迷の理由をホリエモンが指摘した「堀江貴文のQ&A vol.484〜マクドナルド低迷の理由!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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