近年から続くスニーカーブーム。その流行の中心にいるのが、アディダスのスタンスミス(Stansmith)だ。世界で最も売れたスニーカーとしてギネス認定もされており、男女や年齢問わず幅広い人から愛され高い人気を誇る。
最近次々と発表されるスタンスミスに、どれを買っていいのか分からなくなっている人も多いだろう。そもそも、全部同じだと思っている人もいるかもしれない。ここでは、最近発売されたスタンスミスのモデルを紹介していく。
スタンスミス ベルクロ
スタンスミス ベルクロは、adidas Originalsからの一足。
本来靴紐がある部分に、3本のベルトが施されているこのデザインは、見たことがある人も多いのではないだろうか。
上品さとともに快適さも備わったベーシックなデザインであり、一足備えておけば様々なシーンで活躍すること間違いない。
プライムニット・スタンスミス
2014年夏にアディダスコンソーシアムから限定発売されたのは、プライムニット・スタンスミス。一見スタンダードモデルと同じようだが、素材が全く異なる。
従来のレザーとは違い、1本の糸で編み込まれている「シームレスエンジニアリング」という手法で作られているため、通気性は抜群。梅雨の時期でも蒸れることなく履ける。履き心地、見た目共に爽やかなスタンスミスである。
ラフシモンズ・スタンスミス
ベルギー生まれのファッションブランド、RAF SIMONS(ラフシモンズ)とのコラボレーションとして発売されたのが、ラフシモンズ・スタンスミス。アッパー部分にはアディダス特有の三本線ではなく、「R」がドットラインでデザインされている。
全3色展開で、オリジナリティの高いカラーリングも特徴的。今となってはほとんど手に入らない人気モデルとなった。
スタンスミス リフレクト
スタンスミス リフレクトは、一見普通のスタンスミスのようで、そこにはある仕掛けが施されている。
それは「リフレクト」という名前からもわかるように、暗闇の中で光に当たると反射し、まるで発光しているように見えるというデザインだ。
夜の都会でこの靴を履けば、洗練されたスタンスミスのデザインが更に際立つこと間違いなし。スニーカーで人に差をつけたい読者には、是非ともお勧めしたい一品だ。
スタンスミス・バルカ
バルカが他のスタンスミスと大きく異なるのが、その製法である。そもそもバルカはアディダスのスケートボードラインから製造されているため、製造方法や履き心地は他とは一線を画す。
通常のスタンスミスはオバンケ製法といって、丈夫さを追求したバスケットボールラインで使用されている製法で作られている。これは、他のブランドでも同じように使われている製法で、丈夫さを高いフィッティング性が評価されている。
しかしバルカに限っては、バルカナイズ製法というスケーターシューズの基本となる製法で作られている。多少マニアックな視点かもしれないが、スニーカーは履き心地も重要。履き心地は他のスタンスミスとは全く異なるため、ぜひ試していただきたい。
これらはまだ一部だが、中でも注目度の高いものをピックアップしてみた。見た目のデザイン性だけではなく、そのスニーカーの裏にある文脈や性能などを吟味した上で自分の一足を選んでみてはいかがだろう。
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