ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.481〜外国人向けはまだ伸びる!?〜」では、ホリエモンがスイーツ業界、特に和菓子産業の最新動向を話した。
今回取り上げたのは、「和菓子メーカーに勤めています。看板商品はどら焼きで、子ども向けにチョコを使った商品やご当地キャラとのコラボなどを行っています。そこそこの売上はキープしていますが、さらに売上アップするアイデアがあればご教授ください」という質問。
「アイスを挟んでみるとか、どうかな?」
ホリエモンは、「最近は鯛パフェが盛り上がっているので、どら焼きパフェとかどうかな。いちご大福みたいなフルーツコラボもいいよね。他にも色々と思いついたものを店頭で試してみたら何か当たるんじゃないかな」と回答。
鯛パフェは、鯛焼きの生地の中にアイスや生クリームといったパフェを詰め込んだ新感覚のスイーツ。鯛焼きのホットさとパフェのひんやりした感触が同時に楽しめる。
今回のゲストのアイスマン福留氏は、「とりあえずアイスを挟んでみようよ!」とアドバイス。アイスを挟んだ商品では、最近なら「世界で2番目においしい焼きたてメロンパンアイス」がヒットしている。これもアイスのひやっとした食感とさくさくしたメロンパンの食感がクセになる商品だ。
このように、最近は和と洋をミックスしたスイーツのヒットが続いている。鯛パフェも世界で2番目においしいメロンパンアイスのように、和と洋が合わさった独特な食感のスイーツを作ってみるのも、1つの手かもしれない。
「外国人に向けたサービスはまだまだ受けるんじゃない?」
一方で、今回のゲストで数々のレストランを経営する株式会社ダイヤモンドダイニングのエグゼクティブ・プロデューサー 小田吉男氏は、外国人向けの和菓子を提案。
外国人観光客にとって和菓子は、日本の文化に触れることができる人気の商品だ。2014年は訪日外国人数が過去最高になるなど、外国人観光客向けサービスの需要はますます高まる。「日本らしさ」を前面に出して彼らに訴求するのも一つの手だ。
「わびさびのあるスイーツを一度食べたら、もしかしたら外国人は一気に気に入るかも」と話す小田氏。外国人に定着した食べ物といえば寿司が代表的だが、まだ和菓子でそこまで好評を博した物はない。外国人向けの和菓子を考えてみるのも有効そうだ。
和と洋をコラボレーションさせたスイーツや、和菓子の伝統性を外国人にアピールするスイーツ。新しい試みは色々出来そうだ。そこでホリエモンは改めて、「やっぱり、とりあえず何かやってみればいいんじゃないかな」とアドバイス。
ヒットの可能性のあるアイデアがいくつあっても、実際にやってみなければ当然成功することはない。新しい商品を沢山だし、仮説検証を繰り返せば次のブームを創ることもできるかもしれない。まずは、実際に手を動かしてみることが大事なのではないだろうか。
ホリエモンが和菓子業界に2つの指針を示した「堀江貴文のQ&A vol.481〜外国人向けはまだ伸びる!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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