ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.479〜専門性がカギ!?〜」では、ホリエモンが多様化している歯医者の現状を話した。
今回取り上げたのは、「現役&元歯科衛生士と、スポットで働いてもらいたい歯科クリニックのマッチングサービスはどうでしょうか? コンビニよりも数が多い歯科クリニックは、万年衛生士が不足しています。また、昨今の『直す』から『ケアする』に変わりつつある患者マインドも相まってか、人気のクリニックは予約が取りづらいです。
ただ、これは衛生士の予約都合で、シート自体は余っている場合が多いです。推論ですが、女性が多い衛生士は労働時間が長く土日勤務もあるため、年齢や結婚すると辞めてしまう人が多いのではないでしょうか。そこで、クリニックが衛生士にスポットで働いてもらいたい枠をアプリ等で募集して、衛生士の人がバイト感覚で働くのはどうでししょうか? クリニックも常勤の人を探すよりコストが低く需要の波に対応でき、衛生士も他のパートより稼げるなら働き手の掘り起こしにもつながるはずです」という質問。
高度な技術からちょっとしたケアまで、歯科医にも色々ある!
ホリエモンは、「看護師と薬剤師の人材紹介をやっている人に会ったことがありますが、雇用流動性が高い専門職のためのサービスはニーズが高いと思います」と回答。
最近は治療だけでなく、ケアでの需要も高まっている歯科医。中でもインプラントなど専門技術が必要なものは、これからさらに重宝されるそうだ。
今回のゲストでホリエモンの治療もしたことがある歯科衛生士の石川徹氏は、「散髪でも1000円カットからちゃんとした美容院まで色々ある。そのように歯科医にも、ちょっとしたケア専門のところから高い技術を持つところまで種類は様々だ」と話す。歯科医の中にも、専門性が高いものとそうでもないものがあるようだ。
「美容院に行くように、歯医者にも気軽に行くべき!」
ここでホリエモンは、「でも歯医者ってなかなか行きづらいよね」と苦言を呈す。ケアサービスも登場したとはいえ、大半の人が歯医者に通うのは虫歯などの重い病気にかかった時だけだろう。
この疑問に対して石川氏は、「マインドの問題が大きいんじゃないかな。人と会うときに髪を気にする人は多いのに、歯を気にする人は少ない。美容院と同じ感覚で歯医者に行くのは一緒なはずなのに」と話す。
たしかに、髪が伸びていなくてもデートや大事な打ち合わせの前には美容院で髪を整える人は多くいる。ところが、同じように人に見られる部位なのに歯の手入れに力を入れる人はあまりいない。美容院に行くように、歯医者でちょっとしたケアをする人がたくさんいてもおかしくないというのが石川氏の主張だ。
歯医者の用途は、見栄えを良くするための軽いケアから病気の治療まで様々だが、このことを理解している人は多くない。今後は、こうした違いに目を向けたサービスが拡大していくのではないだろうか。
ホリエモンが歯科医の現状を語った「堀江貴文のQ&A vol.479〜専門性がカギ!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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