「起業家」「スティーブ」と聞けば、日本人の多くは、スティーブ・ジョブズを真っ先に想像するのではないでしょうか? ところで、スタートアップ界で有名なもう一人のスティーブ、「スティーブ・ブランク」を皆さんはご存知でしょうか? 2013年、フォーブスマガジンの中で、最も影響力を与える人々30人(技術部門)に選出され、現在シリコンバレーで8つの企業を経営している有名起業家です。U-NOTE読者の皆さんなら彼について興味が湧いたのではないでしょうか? 今回はスティーブ・ブランク特集。彼の考えを吸収し、ついでに英語も勉強しましょう。
*この記事は、オンラインで語学留学体験を提供する世界最大級のオンライン英会話スクール「EFイングリッシュタウン」より記事提供をいただいております。毎週木曜更新予定です。
Lesson 1
出典:epicantus.tumblr.com“There Are No Facts Inside Your Building, So Get Outside.”
「あなたのビルの中(オフィスの中)には事実はない。外に飛び出そう!」
オフィスの中でいくらビジネスアイディアを考えても、所詮それは仮説でしかありません。アイディアをビジネスにするには仮説を検証する必要があり、そのためにはオフィスの外に出て見込み客やユーザーに会いにいく必要があるということですね。“fact”は「事実」という意味で、ビジネスにおける仮説は“assumption”と言います。
Lesson 2
出典:kaboompics.com “Business plans are the tool existing companies use for execution. They are the wrong tool to search for a business model.”
「ビジネスプランとは、既存の企業たちがビジネスを進めるために使う道具だ。新しいビジネスモデルを探すためにビジネスプランを用いるのに間違った使い方だ。」
何かビジネスアイディアがあってそれを形にしようとするときは、条件反射的にビジネスプランを作ろうとしてしまうものですが、ビジネスがまだ確立していない段階でビジネスプランを作っても、それは絵に描いた餅であり、あまり意味がないということですね。“Execution”とはビジネスでは「プランの遂行」を意味しますが、他にも「処刑」というちょっと怖い意味もあります。
Lesson 3
by Hampton Roads Partnership“For truly visionary founders ‘seeing things that could be’ means more than just a standalone product—it means a world transformed.”
「本当のビジョナリーと言える起業家たちは、単一のプロダクトが将来どのように使われようになるかだけではなく、それによって世界がどう変わるかが見えているんだ。」
世の中がどう変わるのか、また、どう変えたいのか。起業家だけでなく、投資家にとって重要な視点の一つですね。あなたも、時には、自分のプロダクトが世の中をどう変えるのか、変わっていく価値観の中で、どのように役立つのかを一歩引いて考えてみてはいかがでしょうか。“Visionary”は「想像力のある」や「将来を見通す」と意味を持ちます。また、今回、“Transform”は「変わった世界」と既に変化していることを指しているので、過去形の“Transformed”となっています。
*この記事は、オンラインで語学留学体験を提供する世界最大級のオンライン英会話スクール「EFイングリッシュタウン」より記事提供をいただいております。毎週木曜更新予定です。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう