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ロッキング機能があるチェアだけがいいとは限らない。ワークスペースに置くチェアの正しい選び方

椿龍之介

2015/05/02(最終更新日:2015/05/02)


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ロッキング機能があるチェアだけがいいとは限らない。ワークスペースに置くチェアの正しい選び方 1番目の画像
by Zach_Beauvais

 書斎やワークスペースに置くチェアというと、一般的なイメージとしては、アーロンチェアのようなロッキング機能が付いたメッシュのチェアではないだろうか。しかし、作業の能率や快適な作業を求めるのであれば、チェアを選ぶときに考えなくてはならないことがいくつかあるのだ。

 今回は、ワークスペースに置くチェアの選び方を紹介する。自分の用途に合った選び方で、より良いチェアを探そう。

チェアには大きく分けて2種類のものがある

ロッキング機能があるチェアだけがいいとは限らない。ワークスペースに置くチェアの正しい選び方 2番目の画像
by independentman

 チェアには大きく分けて2つの種類がある。1つは、後ろにもたれかかりながら使うタイプのチェアだ。これは、くつろぎやストレスの緩和に効果があると言われている。


 もう1つは、前傾姿勢で使うことが前提となっているチェアだ。これは背もたれも固く、基本的には前のめりになって使うことが要求される。これは、デスクに向かい能動的に仕事をするときに向いている。



 自分のワークスタイルを考慮してこの2種類のチェアを検討した方が良い。もし、パソコンなどの作業があるのであれば、背もたれがあるチェアを選ぶべきだし、読書や書き物などの作業が多い場合は、前傾で使えるチェアを選ぼう。

身長によって椅子の高さを決める

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 自分にフィットするチェアは、身長や座高によっておおよそ決定する。ロッキング機能が付いている場合は特に身長を合わせて、背もたれと自分の体がフィットするかをチェックしておこう。

 自分だけがワークスペースを使うのであれば問題ないが、様々な人やシチュエーションで利用するという場合、椅子の高さを変更できるチェアを選んでもいいだろう。しっかりと調節して、自分に適したものを選ぼう。

素材にこだわって快適に利用できるチェアを探す

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 素材にこだわるのも、チェアの選び方としては重要だ。一般的にメッシュがいいとされるが、メッシュの問題点は、へたりやすく、下の金属や木の部分に体が当たってしまう場合があるということである。座る部分の柔らかさなどの考慮に入れて置いたほうが良いだろう。

 また、革のチェアも高級感があってデザインはよいが、夏の高温多湿な時期は、座り続けると蒸れて利用が不快な場合もある。どのようなシーンで使うのかを考えて材質は選ぶべきだろう。


 ワークスペースに置くチェアは、選び方を考えて作業の負担にならないものを選んだほうが良い。デザインやインテリアの調和ももちろん考えなければならないが、長年利用できるチェアが欲しいのであれば、材質や種類にこだわって選ぶべきだ。

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