ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.475〜海外展開はリアルで勝負!?〜」では、ホリエモンが変化の速い市場での戦略について話した。
今回取り上げたのは、「女性服(若者・子ども)を製造・卸売をしている会社です。今のところ順調なのですが、今後を考えると国内だけで勝負していくのは辛いので、インドネシアやフィリピンなど経済成長が期待出来る国での卸売販売を検討しております。ベタにショッピングモールなどで店舗するのが良いか、それとも『WEAR』のようなアプリ普及を見越して、リアル店舗ではなく倉庫を置き、物流の効率化に徹する方がいいのか、堀江さんならどのようなアプローチをされるでしょうか?」という質問。
「最初はリアル店舗の方が良さそうだね」
ホリエモンは、「いまはまだ、ベタに店舗を持ってやった方がいいと思いますけどね。ただ、インドネシアは離島も多いので通販が早々に立ち上がりそうですが」と回答。
インドネシアやフィリピンは現在ものすごい勢いで成長しており、スマホの普及も着実に伸びている。しかし、ホリエモンが薦めたのはリアルな店舗を持って現地の感覚をつかむこと。
こうした国ではネットベンチャーも着実に増えているそうだが、まだECのサービスが始まっているわけではない。今のうちに店舗を運営して現地の市場にインパクトを与えておけば、ECが始まったときにも上手に提携できるのではないだろうか。
「4meee!」はなぜ読みやすいのか?
とはいえ、ただ現地でリアル店舗を運営していれ良いというわけではないだろう。今回のゲストでロケットベンチャー株式会社 代表の龍川誠氏が運営している女性向けキュレーションメディアサイト「4meee!」は、時代の流行りを見据えてとにかく先手を打っていた。
「4meee!」の記事の特徴は、4つの写真だ。記事の見出しに必ず写真を入れて、その後に改行が多い短めの本文を挿入している。そのため、時間がないときでもテンポよく閲覧できる。
これは、メディアのスマホシフトを見越した施策だと龍川氏は話している。スマホは画面が小さく、またサイトを開くタイミングも様々だ。そうしたスマホの特性に合わせて作られた「4meee!」は、すさまじい勢いでアクセスを伸ばし、現在では月間7000万PVを突破した。
ネットが発達した今、市場はものすごい勢いで変化している。海外進出でも、次にくる流れを読んで常に次の一手を打つことが大切なのではないだろうか。
ホリエモンが海外市場で戦うために必要なものを語った「堀江貴文のQ&A vol.475〜海外展開はリアルで勝負!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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