朝起きてカーテンを開けると、窓から眩しい光が差し込んでくる。暖かい季節になる醍醐味は、晴れの朝が楽しみになることだろう。
心とともに、服装も一新したいところ。分厚いコートはクローゼットにしまい、新たなジャケットを手にしよう。ここでは、去年の秋から流行したインナーダウンに代わる便利アイテム、エンジニアジャケットを紹介する。
エンジニアジャケットとは?
出典:radical-vintage.com エンジニアジャケットとはその名の通り、工場で働くエンジニアの作業着にルーツがある。ワークウェアの一種で、本来は汚れてもいいようなデザインと生地質でできているものが、今春からはファッショナブルなものとして登場。
ワークシャツと大きく違うのは、襟の有無と丈の長さ。本来は屋内用作業着として作られたものなので、極力動きやすいように襟は省略されて丈も短めに作られている。薄手でさらっと羽織りやすく、雑に扱っても全く問題無し。男らしい無骨さと使いやすさを兼ね備えたエンジニアジャケットが、新たな春の着こなしの選択肢となっているのだ。
定番の着こなし方
出典:radical-vintage.com 最も定番の着こなし方は、白Tシャツに羽織るスタイル。ポイントはややだらっと着ること。男らしく不器用なエンジニアのために作られたジャケットなので、丁寧な着こなしには不向きなアイテムなのだ。
クルーネックの無地Tシャツにエンジニアジャケットをあわせ、パンツは太めのワークパンツ、足元はスリッポンで合わせてみたらどうだろう。無骨だが雑ではない、バランスの良いコーディネートになるはずだ。
ワンランク上を目指すなら
出典:jams.ocnk.net ワンランク上の着こなしをしたいという人は、チェックシャツとデニム、ブーツと合わせてみるといい。アクの強いチェックシャツとエンジニアジャケット・デニム・ブーツというアイテムの組み合わせを難なく着こなせたら、まるで本当のエンジニアのオフシーンのようで、最高に格好いい。
本来ならカジュアルに着こなしたいところを、あえてワークスタイルで統一するという点に難しさがあるが、着こなしに飽きてきたらぜひ挑戦してもらいたい。
あまり大衆寄りに作られていないというところが、よく見る春ジャケットとエンジニアジャケットの違いだ。まずは定番スタイルを身にまとい、休日を楽しんでみてはいかがだろうか。
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