HOMEライフスタイル 初心者でも自分に合った書きやすいものを選べる。失敗しない万年筆の選び方

初心者でも自分に合った書きやすいものを選べる。失敗しない万年筆の選び方

椿龍之介

2015/04/16(最終更新日:2015/04/16)


このエントリーをはてなブックマークに追加

初心者でも自分に合った書きやすいものを選べる。失敗しない万年筆の選び方 1番目の画像
by Strupey

 文房具の中でも最高級品と言えるアイテム、万年筆。憧れの万年筆を手に入れるとき、気を付けたいのが、しっかりとした選び方で選ぶということだ。自分に合った万年筆を買うことで、その価値はさらに増すだろう。

 今回は、はじめて万年筆を購入する際の万年筆の選び方を紹介する。せっかく買うのであれば、自分に合った万年筆を使いたいという方はぜひ参考にして欲しい。

使用する用途に合わせペン先を選ぶ

初心者でも自分に合った書きやすいものを選べる。失敗しない万年筆の選び方 2番目の画像
by charlottel

 万年筆のペン先は、字の太さによっていくつかの種類に分かれるのだが、万年筆を使わない人は知らないことだろう。ペン先の太さは、極細、細字、中字、太字などの種類がある。

 字の太さが異なると、当然書き込める量も変わるので用途を考えペン先を選ぶとよい。例えば、手帳は細かな字を書くため、極細、あるいは細字のペン先を選ぶべきだ。書くシチュエーションを考え、自分に合った太さの文字が掛ける万年筆を購入しよう。

ペン先の硬さは硬めのステンレスがおすすめ

初心者でも自分に合った書きやすいものを選べる。失敗しない万年筆の選び方 3番目の画像
by Cast a Line

 万年筆をはじめて購入する場合、ボールペンやシャープペンなどを使い慣れていると万年筆独特の書きにくさを感じてしまうことが多い。金の純度が高いペン先を選んでしまうと、柔らかいペン先に苦戦してしまうことも。

 ステンレスや金の純度が低い14金のものをはじめは購入し、シャープペンやボールペンに似た硬めの書き味からチャレンジしてみよう。

価格は1万円前後、メーカーは老舗のものを選ぶ

初心者でも自分に合った書きやすいものを選べる。失敗しない万年筆の選び方 4番目の画像
by mrbill

 初心者が持つ万年筆は、5000円から10000円前後の万年筆が最適だと言えるだろう。値段が高くなってしまうと、上級者向けの商品になり、扱いが難しいことも多く、また万年筆を普段使いすることを考えると、価格帯として妥当なラインだからだ。

 メーカーは老舗のものを選ぶと良い。初心者に対しても説明書などが丁寧に書かれていることが多く、万が一万年筆にトラブルがあった際のアフターサービスも充実している。


 万年筆を買うことは勇気がいることかもしれないが、しっかりとした選び方をすれば、初心者でも書きやすい万年筆を手に入れることができる。格式高いアイテムを自分で使いこなせるように、選び方には細心の注意を払おう。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード