雨が降った日に履いた革靴をケアせず、そのまま放置しているという人は意外と多いのではないだろうか? 革靴をすぐダメにする原因は、チリやほこり以上に雨や湿気がほとんど。革靴が濡れてしまったら、すぐに適切な対処が求められる。
かといって、適当に革靴を干せばいいというものでもない。ここでは、雨に濡れた革靴の適切な対処法を紹介していく。
布やタワシを使ってソールに埋まっている小石などを除去する
出典:www.lesbelleschaussures.com 雨に濡れた革靴はソールが柔らかくなっているため、小石といった異物が埋まっている可能性が高い。そのため、履き終えたらまずは布やタワシを使って、ソールに埋まっている小石などを除去しよう。タワシは柄付のものであれば、こすりやすくなるので柄付のタワシを使うといい。
新聞紙を使って水分を移しとる
小石などを取り終えたら、新聞紙を使って革靴に含まれた水分を移しとろう。これは一回新聞紙を入れたら終わり、というものではなく水気が抜けるまで何度も行わなければならない。
大体1〜2時間あたりで新聞紙が湿ってくるので、1〜2時間くらいで中に詰めた新聞を取り換え、とにかく革靴に含まれた水分を全て抜き取ろう。
風通しの良い場所で自然乾燥
水分を全て抜き取った後は、風通しのいい場所に立てかけておけばOK。風通しのいい場所であれば、濡れたソールも乾きやすい。
また、完全に乾ききる前にクリームを革靴に塗っておこう。オススメするクリームはフランス発の木型シューキーパー専業ブランド「コルドヌリ・アングレース」のもの。品質の高さは世界中から評価を受けているほどだ。普段履いている靴の色と同じクリームを使って、塗っていってほしい。
その後、クロスを使ってきちんと乾拭きを行えばツヤ感も戻り、良いコンデイションの革靴を履けるようになる。
少し面倒に思ってしまいがちだが、雨に濡れた革靴の手入れを怠ればあっという間に履けない状態になってしまう。お洒落な男は常に良いコンディションの革靴を履いているもの。こうした手入れを欠かさないことがお洒落な男への第一歩だ。
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