スーツを着る人は毎日履く革靴。良いコンディションで長く履くためには、手入れが必要不可欠。毎日ブラッシングをするのはもちろんのこと、きちんと磨いてあげることも大切だ。
靴磨きは専門性が高く難しいと思われがちだが、最低限の道具とプロセスさえ覚えてしまえば誰にでもできる。革靴の磨き方をマスターし、足元からお洒落な雰囲気を演出できる男になろう。
馬毛ブラシを使って、丁寧にブラッシング
出典:www.blacklapel.com ブラッシング同様、靴磨きもシューズキーパーを革靴の中に入れ、全体を満遍なくブラッシングすることから始まる。靴紐の場合はシューレースを取ってから行うようにし、きちんと汚れを取り除けるようにしよう。
ブラッシングで使用するブラシは、馬毛のものを使うのが一般的。豚毛のブラシは毛が硬いので、余分なクリームを落とすときに活用するのがいい。
量に気をつけながら、クリームを塗り込む
出典:www.styleforum.net ブラッシングを終えたら、クリームを少量とり革靴に塗っていこう。この際、気をつけるべきはクリームの量。クリームを塗りすぎてしまうと革が柔らかくなり、型が崩れしやすくなったり、傷が付きやすくなったりするため革靴がすぐダメになってしまう。
少量のクリームを薄く、全体に伸ばす。これを念頭に置きながら、塗っていくようにしよう。
リムーバーを使って古いクリームの除去も忘れずに
初めて靴磨きを行うときは関係ないが、以前に靴磨きを行ったことがあるという人はクリームを塗る前にリムーバーを使って、前に塗ったクリームの除去を忘れずに。
蓄積されたクリームはヒビ割れを起こす要因になるので、クリームを塗る前にきちんと落としておこう。
豚毛ブラシを使ってクリームの塗りムラをなくす
出典:global.rakuten.com クリームを全体に塗布したら、豚毛ブラシを使ってブラッシングを行い、塗りムラをなくしていこう。全体に塗って満足するのではなく、きちんとブラッシングをすることで余分なクリームが落ちるとともに、指では入りきらないところまでクリームが行き届くので革靴にクリームが浸透する。
最後はクロスで磨き、ツヤ感を出す
出典:www.theshoesnobblog.com 最後は「クロス」というアイテムを使って、乾拭きを行う。これをしばらく続けることで、革靴特有のツヤ感が戻ってくる。「クロス」を使って乾拭きを行うのが望ましいが、Tシャツの切れ端を代用しても問題ない。
難しく思われがちな靴磨きもアイテムを揃え、方法さえ知ってしまえば難しいものではない。常に最高のコンディションで革靴を履き続けるためにも、2週間に1回くらいのペースで靴磨きを行ってほしい。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう