周りと差がつきにくいジャケパンスタイルは、タイとシャツが織りなすVゾーンをどう魅せるかが鍵になる。タイや襟に遊びが効いていると、グッとこなれて見えるもの。アイテム数が限られているジャケパンスタイルだからこそ、細かなテクニックで自分らしいスタイルを構築したい。
ボタンダウンシャツ × ストライプタイ
出典:fashionwalker.com ボタンダウンシャツにストライプのタイの組み合わせは定番だが、ストライプの中でも「レジメンタル」はトラッドな雰囲気になる。よりカジュアル感を出すために、シャツの襟元のボタンを外すというテクニックを駆使してもおもしろい。
ストライプシャツ × ドットタイ
出典:www.tiestation.jp 細めのストライプシャツには少し大きめのドット柄をプラス。柄どうしの喧嘩を避けるためには、同系色でまとめるのがコツだ。同じトーンにまとめる場合は、タイにシャツより濃い色味を入れるのが鉄則。
ギンガムチェックシャツ × ソリッドタイ
出典:www.bows-n-ties.com 華やかなギンガムチェックのシャツには、ソリッド(無地)のタイを合わせたい。ギンガムチェックのシャツはそれだけで存在感が強く、タイまで柄物にすると落ち着きのない印象になってしまう。濃い色味のタイを挿し色にすれば、全体的にシュッとして見える。ソリッドのネクタイを無地のニットタイに変え、素材で遊んでみてもいい。
ウインドウペンシャツ × ペイズリータイ
出典:blog.hickeyfreeman.com 大きめの格子柄で、どんな柄でも受け止めるウインドウペンシャツには、少し冒険したペイズリー柄のタイを。こちらも同色系で色味を抑えてまとめれば、すんなりと合わせることができる。ペイズリー柄以外にも「柄が主張しすぎて合わせづらい……」と思っていたタイですら、ウインドウペンシャツとなら自然に組み合わせることができる。
Vゾーンにひと工夫あるだけで、一気に小洒落感がアップする。意外と知られていないシャツとタイの相性だが、この機会に覚えておくと役立つだろう。
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