大地や木々、水辺などを連想させる「アースカラー」。自然に根ざしたその色は、眺めるだけで心が穏やかになる。
モノトーンのシックな部屋や、アヴァンギャルドな原色使いのインテリアも美しいが、大人っぽい落ち着く部屋を求めるならアースカラーを中心にコーディネートしてみると良い。
今回、アースカラーを用いた様々なスタイルのインテリア実例を紹介しよう。
ダイニングキッチンに温もりと優しさを
出典:www.dixib.com キッチン周りは家具の都合上、ステンレス製のものが多い。そのため、どうしても無機質になりがちだ。そこで、部分的にアースカラーや木材のインテリアを取り入れる。
無垢材のダイニングテーブルと椅子を置くだけで、無機質な雰囲気からナチュラルな雰囲気に。たったこれだけで、モダンな北欧風スタイルを演出できる。
家具の素材を活かしてオリエンタルに
出典:www.nothomeplans.com 生成り色に近い壁紙の部屋であれば、アースカラーのインテリアでコーディネートしやすい。同系色やグラデーションを意識してインテリアを揃えるだけで想いのままに部屋を飾ることができる。
ヨーロピアンなスタイルの部屋でもアースカラーを意識し、素材そのままの雰囲気を活かしたアジアン雑貨や観葉植物を組み合わせると、オリエンタルなスタイルに様変わりする。
インダストリアルな雰囲気にマッチするモダンスタイル
出典:www.scarlettis.com アースカラーといえば、ナチュラルな部屋のイメージになりがち。しかし、色さえ意識していればモダンな雰囲気にもなる。
例えばインダストリアルなデザインの家具でも、ベージュやブラウンを基調として揃えるだけで良い。モノトーンほどシックさを前面に主張したくないが、大人な雰囲気を演出したい時におすすめだ。
「アースカラー」はどうしても地味なイメージをしがち。しかし、その「地味さ」は、華やかさこそ無いが「大人の雰囲気」を作るのに適している。インテリアのバリエーションも意外なほど多く、自然に溶け込むコーディネートをしやすいので、ぜひ参考にしてみては?
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