「消耗品だから……」と、適当に安物の一足を選んでしまいがちなビジネスシューズ。しかし、足元にも気を配り、使うごとに味が出ていくようなワンランク上のビジネスシューズを履いている人の姿はカッコよく見える。
ここでは、高品質なビジネスシューズとして人気のあるブランドを紹介。こだわりが凝縮された一足を履き、お洒落な雰囲気を演出しよう。
John Lobb(ジョンロブ)
出典:www.buyma.com 英国王室御用達の靴職人として名を馳せたジョン・ロブ氏が1858年に創業した最高級のビジネスシューズブランド「John Lobb」。英国紳士たちが、長年にわたって愛し続けた高級感溢れる一足は、「履いていることを忘れるほど完璧な履き心地」と評されるほどだ。
“靴の聖地”と呼ばれるロンドンに拠点を置き、一流の職人たちが革の検査、裁断、縫製といった過程を一切妥協することなく生み出された一足一足の靴には、150年以上の歴史が詰まる。少々値は張るが、一生のモノのビジネスシューズとして考えれば、購入しても良いと思える。
EDWARD GREEN(エドワードグリーン)
出典:allabout.co.jp 洗練され、履き心地が良く、頑丈。かつ軽快でスタイリッシュ。英国靴の正統派として、世界中から絶大な支持を集める英国の名門シューメーカー「EDWARD GREEN」。
グッドイヤー・ウェルト製法の靴の最高峰とも言われている同ブランドは、機械性ながら少量生産・品質重視の経営指針を打ち出し、靴づくりの多くの工程は熟練された職人の手作業によって生み出される。こうして、“人の感覚"をなるべく多く取り入れることで誕生した一足は、他の英国靴メーカーと一線を画す仕上がりとなっている。
CHEANEY(チーニー)
出典:www.faust-ag.jp 歴史ある英国グッドイヤー・ウェルト・シューズ界に、新たな感覚とトレンドを取り込むことで、近年人気を博しているブランドが「CHEANEY」だ。靴づくりへのこだわりは捨てることなく、求めやすい価格にチャレンジするなど、シューメーカーとして新たな地位を確立しようとする姿勢は、日本の若者にも受け入れられている。
TOMORROW LAND(トゥモローランド)やEDIFIS(エディフィス)、SHIPS(シップス)といった有名セレクトショップが「CHEANEY」を取り扱っており、各ショップによる別注モデルは要注目だ。
YANKO(ヤンコ)
出典:suzukey.com スペインのマヨルカ島にて、120年以上靴づくりを行ってきた伝統あるブランド「YANKO」の靴は、企画・デザイン・製造・販売といった工程を自社で一括管理。人件費の安い国に生産を委託する流れが強まっている中、価値観をブラすことなく一足の靴を作る続けてきた姿勢からは、靴づくりに対する強い情熱が感じられる。
機能性にも定評がある「YANKO」のビジネスシューズ。「YANKO」の靴に使用されているソールは「複合ソール」と言われ、耐久性・耐水性に加え、通気性も兼ね備えている。働く男を力強くサポートする一足と言えるだろう。
どれもお洒落な男たちから、長く愛されてきた人気あるブランド。一生モノのビジネスシューズとして愛用できる一足を履き、スーツスタイルを一段上に格上げしてほしい。
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