「足元を見る」ということわざがあるように、どんなに着飾ろうとも、適当なシューズを履いていれば全部台無しに。ファッションに気を使っている大人ならば、人に誇れるシューズを履けるようになりたいもの。そんなときには、老舗シューズブランドをチェックしてみよう。
ここでは、創業以来不動の人気を誇る三大シューズブランドを、バリエーション豊かな別注とともに紹介。どのブランドも、伝統を今に受け継ぐ逸品を提供してくれる。
CROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)
150年前の創業当時に比べると、世界的なブランドへと成長を遂げた「CROCKETT&JONES」。多くの“クロケットラバー”を生んだ秘密は、足を通せばすぐに分かるフィッティングの良さにある。それもそのはず、「ラスト」と呼ばれる靴型を世界で最も多く所有し、各国の人の足の形状に合わせて靴を生産しているからだ。
× UNITED ARROWS
出典:www.united-arrows.jp これまで様々なモデルを別注してきた「UNITED ARROWS」だが、ここではローファーの名作「アントン」を紹介。コインローファーならではの軽快さがあることから、カジュアル色が強い昨今ファッションにはうってつけの一足となっている。ホワイトキャンバスとブラウンレザーのコンビ、さらに細身のフォルムが相まって、ナチュラルで上品な足元を演出してくれる。
PARABOOT(パラブーツ)
今やどのセレクトショップにも取り扱いのある「PARABOOT」は、日本国内でのシェアを年々伸ばしているブランドだ。「PARABOOT」を語る上で、その機能性と耐久性は欠かせない。もともとは登山靴用だった独自のラバーソールや、150もの工程を要するノルヴェイジャンウェルト製法は、ブランドの真骨頂といえる。
× BLUE WORK
出典:favrica.net カラーリングが特徴だという「BLUE WORK」の別注は、アッパー部分はブラック、その他はネイビーに配色され、シックで落ち着いた印象に仕上がっている。その一方、スポーティーな要素が強いホワイトのソールが使用されており、スニーカーのような軽やかさもある。オイルドレザーとラバーソールの組み合わせは、「PARABOOT」のシューズらしい頑丈さを生み出す。
ALDEN(オールデン)
男なら誰でも憧れを持つブランドは、米国のシューメーカー「ALDEN」。数々のファッション誌で取り上げられ、今や日本のファッションシーンに欠かせない存在となっている。ブランドを代表するシューズは、使うほどに艶が出るコードバン素材のレザーシューズだが、最近では様々な素材・カラーのシューズまで手広く展開している。
× Explorer
出典:www.e-explorer.jp 無骨な雰囲気が漂う、ワークブーツライクな「Explorer」の別注モデル。油分が多いシャモア素材が使用されているため、雨にも強い。履いているうちに毛足が立ち更にハードな印象になるが、好みでオイルを塗り込んでマットな質感に整えてもいい。
長い年月をかけて培われた伝統のシューズには、今でこそ楽しむことのできる“味”がある。ここで紹介した三大ブランドは、あなたの靴へのこだわりをしっかりと受け止めてくれることだろう。実際にシューズを手に取ってみて、その出来映えを堪能してみてほしい。
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