どれだけスーツのVゾーンや着こなしに気を配ったところで、基本的なマナーがなっていなければ、それだけで「デキない男」の烙印を押されてしまう。第一印象が命のビジネスマン。基礎的なマナーは否が応でも身につけておきたい。
ここでは、ジャケットのボタンに関する基礎的なマナーを解説。当たり前のことが当たり前にできてこそ、カッコイイ大人になれるものだ。
ジャケットの一番下のボタンは留めない
出典:tailorian.com ジャケットのボタンの留め方だが、一番下のボタンは「装飾」なので留めないのが一般的マナー。これは2ボタン、3ボタンのスーツであろうと変わらない。全体のシルエットを美しくし、胴を短く見せる効果もあるため一番下のボタンは外しておくのが定石だ。
3ボタンのスーツは真ん中のボタンだけを留める
3ボタンスーツを着用する場合、もう一つ注意が必要。「段返り」という、一番上のボタンがめくれて、ほとんど見えないようになっているものが3ボタンスーツの一般的な仕様なので、留めるボタンは「真ん中」だけ。
イスに座るときはボタンを全部外す
出典:davekrysl.com また、ジャケットを着たままイスに座るときは、ボタンを全部外すのがマナーとされている。ただし、起立時にボタンが全部外れたままになっていると失礼にあたるので、ボタンを留めながら起立するなど、スマートな振る舞いができるとベスト。
知ってそうで知らない人も意外と多い「ジャケットのボタン」のマナー。せっかく仕事がデキるのに、見た目の印象で「デキない男」と認定されてしまわぬよう、基本的なマナーは身につけておきたいものだ。
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