ワークジャケットとして古くから親しまれてきた「デニムジャケット」は、少しずつ現代風なシルエットやサイズへと姿を変えていき、今ではファッションアイテムに欠かせない存在となっている。
このデニムジャケットを春のワードローブに追加させるなら、リジットやワンウォッシュ程度のタイプがイチオシ。色落ちやダメージなどの加工がないデニムジャケットは、上品に着こなすことが可能だ。
rag&bone(ラグ&ボーン)
出典:www.farfetch.com 海外モデルの間でも人気が高く、流行に敏感な人々がこぞって着用している「rag&bone」のコレクション。このデニムジャケットには、少し軽めの12オンスの生地が使用されており、デニムシャツ感覚でインナーとしても活用できる。デザインにはオーソドックスな「リーバイス3rd」が採用され、カジュアルになりすぎないのが特徴だ。
Lee(リー)
一世紀以上に及ぶ「Lee」の歴史的名品を蘇らせる「The Archies」から、通称“赤タグ”と呼ばれる50年代に人気を博したモデルが登場した。今では生産が難しいといわれる縫製を要するデザインも、日本の技術を用いて再現することに成功。オリジナルの雰囲気を醸すイエローステッチには全て綿糸が使用され、着用するごとに味が出る。
pherrow's(フェローズ)
出典:pherrows.com 日本が生んだ屈指のアメカジブランド「pherrow's」からは、40年代に存在したモデルをもとに作られた、片ポケットデザインが珍しい一着をピックアップ。フロント部分にプリーツが施されたタイトなシルエットに仕上がっているが、背面の切り返しにタックを入れることで運動性も高めている。
薄手で合わせやすく、男らしく着られる春のアウターといえば、デニムジャケットを置いて他にない。カジュアルなアイテムの王道であるこのアイテムを、上品に大人っぽく着こなしてほしい。
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