本当の“デキる男”というのは、ビジネスシーンにふさわしい格好を知っているもの。いくら仕事ができても、格好が的外れではどこか心もとない。
ここでは、ダブルのジャケットやフォーマルウェアに多い「ピークトラペル」のスーツはビジネスシーンで着用しても問題ないか、基本的なマナーを見ていく。
「ピークトラペル」はビジネスシーンに不向き
そもそも「ピークトラペル」とは何なのか、知らない人もいるだろう。「ピークトラペル」とは、テーラードジャケットの代表的なラペルの形の一つで、下襟の先が剣のように尖ったスタイルが特徴となっている。
時折、見かける「ピークトラペル」だが、装飾的な意味合いが強く、華やかなイメージが強いためビジネスシーンに不向き。「落ち着いた色や柄の生地にすればビジネスシーンでも……」という声が聞こえてくるが、堅い職種のところはNGなので避けるのが無難だろう。
ビジネスシーンでは、スーツの一般的な形でもある下襟の先が下がった「ノッチトラペル」を着用するのが賢明。スーツの形ではなく、Vゾーンのコーディネートなどで周りの人と差をつけるようにしよう。
パーティーの時は「ピークトラペル」で
出典:archive.constantcontact.com とはいっても、「ピークトラペル」が全く使えないわけではない。華やかなイメージは、パーティーでお洒落な雰囲気を演出したいのに役立つ。基本的に「ピークトラペル」のスーツはパーティー用と認識し、会社のイベントごとなどでちょっとお洒落をしたいときに着用するのがベストな選択肢だ。
第一印象や雰囲気が大切となるビジネスシーン。適切な格好のルールを知り、常識あるオトナへの一歩を歩み出そう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう