社会人になって毎日のように袖を通す「シャツ」。ベーシックなアイテムのはずなのに、どこかバランスが悪く、どこか垢抜けない印象になっている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、社会人のファッションの基本アイテムである「シャツ」の正しいサイズ感と、ぴったり合うサイズ選びのポイントをご紹介します。
- ピチピチでもぶかぶかでもNG!シャツはサイズ感が重要
- 理想のサイズ感のシャツを選ぶ5つのポイント
- ぴったりサイズが手に入るおすすめブランド3選
ピチピチでもぶかぶかでもNG!シャツはサイズ感が重要
シャツを購入するときに「洋服はいつもMサイズを買っているから、シャツもMサイズを選んでいる」「どうせ上からジャケットを着るし……」など、なんとなくサイズを確認せずに買っている人もいるのではないでしょうか。
実は、シャツは思っている以上にサイズによって体の見え方が変わるもの。体にあっていないサイズのシャツを着てしまうとだらしなく見えてしまう可能性があります。
ピチピチなシャツはビジネスシーンにふさわしくないだけでなく、太った印象にも見えてしまいます。また、ぶかぶかなシャツは、だらしない印象や、頼りない印象にも繋がりかねません。
ビジネスシーンにぴったりな堂々として清潔感のある印象を残すためには、シャツのサイズ感にも気を配る必要があることを覚えておきましょう。
自分にジャストなサイズ感!理想のサイズ感のシャツを選ぶ5つのポイント
ビジネスシーンで着用するシャツは「ジャストサイズ」がおすすめです。自分にとってぴったりのサイズ感のシャツは、ブランドや型によっても変わります。そのため、試着することは必須。
「試着しても、自分にあったサイズかどうかよくわからない……」という方は、以下の5つのポイントを押さえて、自分にあったサイズ感のシャツを探してみましょう。
ポイント1.「肩のライン」を骨格に合わせる
理想のサイズ感のシャツを選ぶ1つ目ののポイントは、「肩のライン」を骨格に合わせることです。
骨格に肩のラインを合わせる際に注目するべき場所は、肩から腕にかけてのラインです。
シャツの袖と身ごろ(服のパーツの名前でシャツの袖と襟を切り落としたもの)の縫い目が、肩と腕のつけ根と重なっていればベストです。
肩から腕にかけてのラインを意識することで、腕が動かしやすく、フィット感のあるシャツを手にすることができるでしょう。
ポイント2.「首周り」は指一本分のゆとりを!
理想のサイズ感のシャツを選ぶ2つ目ののポイントは、「首周り」は指一本分のゆとりをもたせることです。
Vゾーンの印象を形づくる「首周り」が窮屈なシャツを着ると息苦しくなってしまいます。
また、首周りの苦しさを避け、指一本分以上のゆとりがあるシャツを選んでしまうと、だらしなく野暮ったい印象になります。
ブランドによってサイズ感は異なるため、必ず試着して首周りのゆとりを確認するようにしましょう。
ポイント3.「着丈」はバンザイしてチェックする
理想のサイズ感のシャツを選ぶ3つ目ののポイントは、「着丈」はバンザイしてチェックすることです。
シャツを選ぶ際、あまり着丈をチェックしない人もいるのではないでしょうか。ジャストサイズなシャツでスマートな印象を手に入れたいのであれば、シャツの着丈をチェックすることが欠かせません。
ボトムスにシャツインする場合は、試着時にシャツインした状態でバンザイしてみましょう。そのときにボトムスからシャツが出てしまうのであれば、不適切な着丈です。
腕を上げてみると意外にも着丈があっていないことがあるため、必ず試着時にバンザイしてチェックしてみましょう。
ポイント4.「袖丈」は腕を伸ばして確認
理想のサイズ感のシャツを選ぶ4つ目ののポイントは、「袖丈」は腕を伸ばして確認することです。
ジャケットを着たときに、袖口からシャツが出すぎていると垢抜けない印象になります。
「袖丈」も腕を伸ばして、きちんと確認するようにしましょう。腕を下ろし、手首を曲げたときに袖口が手の甲に軽く乗れば、それが正しいサイズ感になります。
「首周り」「着丈」と同様に、一度体を動かして確認することが大切です。
また、袖のボタンをとめるときには、腕周りのゆとりを確認しましょう。
腕の部分を引っ張ったときにつまめるくらいのゆとりがあると適切なサイズ感です。
ポイント5.カジュアルシーンの場合はベルトが隠れる着丈にする
出典:zozo.jp
理想のサイズ感のシャツを選ぶ5つ目のポイントは、カジュアルシーンの場合はベルトが隠れる着丈にすることです。
カジュアルなシャツを選ぶ際は、ボトムスの「ウエスト周りと股下中央の中間ライン」がベストな着丈ラインであると覚えておきましょう。
理想のサイズ感のシャツを選ぶ4つのポイント
- 「肩のライン」:肩と腕の付け根の部分とシャツの袖と身ごろの縫い目が重なっている
- 「首周り」:シャツとの間に指一本のゆとりがある
- 「着丈」:スーツスタイルのシャツはバンザイをしてもお腹が出ない程度の長さ。カジュアルシャツはベルトが隠れるくらいの着丈
- 「袖丈」:腕を伸ばして確認!ジャケットからシャツが少し出る長さ
上記のポイントを確認しながら自分にあったサイズ感のシャツを選んでみましょう。
ぴったりサイズが手に入るおすすめブランド3選
これまで、適切なサイズ感のシャツを選ぶポイントをご紹介しました。
しかし、既製品の中からなかなか自分にジャストサイズのシャツが見当たらないという人もいるのではないでしょうか。
自分にぴったりのシャツを見つけたい人は、オーダーメイドのシャツ専門店がおすすめです。
以下ではビジネスパーソンに支持されているオーダーメイドシャツの国内ブランドを3つご紹介します。
おすすめオーダーシャツブランド#1:FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)
現代のオーダーメイドスーツを提案するFABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)。
サイズの寸法やオーダーに時間がかかると面倒くさいという人もいるのではないでしょうか。FABRIC TOKYOでは、サイズ測定を店舗で行っておりデータをクラウド上に保存してもらえます。そのため、何度もサイズを測ってもらう必要はありません。
店舗で購入も可能ですが、保存してもらったデータを元に専門ページからワンクリックで注文できます。忙しい中、なかなか買い物に行けない社会人にもおすすめです。
種類も豊富でフレッシュなデザインも多いので、シャツでおしゃれを楽しみたい人は試してみてはいかがでしょうか。
おすすめオーダーシャツブランド#2:BRICK HOUSE(ブリックハウス)
実績65年以上のある業界トップのブランド「BRICK HOUSE(ブリックハウス)」。機能性が高く、一年中シャツを着用するビジネスパーソンにとってありがたいラインナップが揃っています。
オーダー以外にも既製品も販売しており、価格もお手頃であるため、オーダー前に一着購入してみてもいいでしょう。
ウェブサイトでは、さまざまな形に適応したアイテム検索が充実しています。
店舗でオーダーする場合は、100種類以上ある生地の中から店舗で選んで注文することが可能です。
生地にこだわりたい、こういう生地のシャツがほしい、などのこだわりがある人におすすめのブランドです。
おすすめオーダーシャツブランド#3:ORIGINAL STITCH(オリジナルスティッチ)
日本の伝統的な職人が手がけるオーダーメイドブランド「ORIGINAL STITCH」。
ベーシックな形から、ビジネスパーソンに適したシャツのサンプルを元にカスタムが可能。シャツに並々ならないこだわりがある人も自分の思い通りのシャツが作れるでしょう。
またこのサイトで注文した他ユーザーのデザインも見ることができ、組み合わせを参考にできるのも同ブランドが人気の秘密です。
一から全てカスタムする自信がない人にも、注文しやすいブランドだといえるでしょう。
ビジネスシーンでバッチリ決まるシャツを選ぼう
- ビジネスシーンで着用するシャツは「ジャストサイズ」が正解
- 自分のサイズにあったシャツか試着をして確かめる
- 既製品にジャストサイズがなければ、オーダーメイドを試してみる
本記事では、自分にあったサイズ感のシャツを選ぶ方法やおすすめのブランドなどをご紹介しました。
一度自分に合うサイズ感を見つけられると、次のシャツを選ぶ際も楽に見つけられるようになります。
本記事で紹介したジャストサイズなシャツを選ぶポイントを参考に、自分にぴったりなシャツを手に入れてみてはいかがでしょうか。
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