ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.455〜スマホで世界が変わる!?〜」では、ホリエモンが日本のアニメ・マンガ産業が海外でなかなか流行らない原因を語った。
今回取り上げたのは、「アニメやマンガの海外輸出について質問です。国内のアニメ・マンガの市場規模は4000億円以上と言われていますが、例えばアメリカは、人口が3倍以上なのに市場規模は10分の1以下です。やはりアニメやマンガの海外輸出は難しいのでしょうか? 日本と同じくらいにマーケットが膨らまない原因と解決策を探しています」という質問。
「スマホシフトで輸出量は増えるよ!」
ホリエモンは「いやいや、これからですよ。マンガの流通がスマホやネットワークの発達で変わってきているので、そこに乗っかれば子どもたちが大人になる頃には流行るはず」と回答。
例えば、紙の流通に限界があるマンガは海外展開が難しいが、媒体がスマホになることでそうした問題は解消される。世界中で使われるスマホに対応することで、これからコンテンツの輸出量はどんどん増えるとホリエモンは予想している。
中国でスマホゲームが流行らない原因は?
海外でアニメ・マンガ産業の市場規模が日本ほど大きくならない原因は、文化の定着度の違いだとホリエモンは指摘。例えば、日本では現在スマホゲームが流行っているが、中国ではそれほどではないという。
その原因は、「一昔前の日本やアメリカは猿のようにゲームをやっていた時期があったけど、中国は今がその段階だから」とホリエモン。中国では、自分でマップを作れるなどやりこみ度が高いゲームが流行っており、彼らにスマホゲームをやらせてもすぐに飽きられてしまうというのだ。
日本でも、一昔前には多くの人が一日に何時間もプレイするほどゲームにはまり込んでいた。そうした時期があったからこそ、隙間時間にサクッとプレイするスマホゲームをプレイする土壌ができたのだろう。中国でスマホゲームが流行るには、まだ少し時間がかかるかもしれない。
流行は文化の定着度によって変わる!
こうしたことから、「文化が根付いている状況とそうではない状況では、流行るものが違うんだよ」とホリエモンは話す。日本ではアニメやマンガが50年以上前から親しまれていたが、多くの国ではこうした文化が今まさに根付いている最中だ。
この状況が続いてアニメやマンガが浸透すれば、海外のアニメ・マンガ産業も日本のように巨大な市場規模になるのだろう。
ホリエモンが日本のアニメ・マンガ産業について語った「堀江貴文のQ&A vol.455〜スマホで世界が変わる!?〜」。動画も見たい方はこちらからどうぞ!
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