2014年3月に、iPhone・iPadと連携する車載システム「CarPlay」を発表するなど、自動車産業への参入を窺わせていたApple。「CarPlay」発表以降、あまり表立った動きはありませんでしたが、ここに来て電気自動車の開発、自動運転カーの開発に乗り出しているようです。
プロジェクト名「タイタン」
「Wall Street Jounal(WSJ)」によると、Appleは「タイタン」というプロジェクト名のもと、数百人体制で電気自動車の開発に臨んでいるとのこと。まだ詳しいことは分かっていませんが、自動車のデザインはミニバンのような形をしているそう。
また、テスラ・モーターズから人材を50人ほど引き抜くなど、「タイタン」の早期実現に向けて着々と準備を進めています。
さらにイギリスの通信社「Reuters」によると、Appleは自動運転車の開発にも着手し始めているとのこと。電気自動車だけでなく、Googleなどの自動運転車にも競争を仕掛け、独自の自動車を開発していくようです。
ジョブズも懇願していた「iCar」の開発
Appleの電気自動車開発に驚く人は多いかもしれませんが、実はこの計画、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏が長年夢見ていたもの。その願いを形にすべく、ついに動き出したというわけです。
どういう形であれAppleの自動車産業への参入は、今後、既存の技術や産業に大きな影響を与えそうですね。
Appleの本格的な参入で、ますます盛り上がりを見せそうな電気自動車産業。競合他社がひしめく中、Appleがどのようなデザインや性能で勝負してくるのか、今後の動向に注目が集まりそうです。
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