ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.445〜Airレジ戦略!?〜」の放送では、ホリエモンが「Airレジ」の今後について語った。
今回取り上げたのは、「リクルートの『Airレジ』の戦略について、どう分析されていますか? 楽天の尾原和啓さんは、『リクルートが複数の店舗のビッグデータを把握することによって店舗間の連携が可能になる』としてレコメンドの精度が上がることを挙げており、元マイクロソフトの中島聡さんは、『リクルート・ポイントという仮想通貨ビジネスを根こそぎ取るために無料化している』としていました。堀江さんのAirレジへの評価と、今後こうしていくというものがあれば教えてください」という質問。
店舗誘導ビジネスとのシナジーなど、色々考えられるよね
飲食店を中心にアパレルやヘアサロンでの導入が相次ぎ、サービス開始から1年で登録アカウントが10万を超えた、リクルートが提供する無料のPOSレジアプリ「Airレジ」。
2014年11月には、新たにスマホ決済サービス「Square」、クラウド会計ソフト「freee」「マネーフォワード」との提携を発表するなど、利用者の拡大に向けて積極的な動きを見せている。
そうした中、「Airレジ」の今後についてホリエモンは、「ビッグデータ解析ビジネスや仮想通貨ビジネスの他にも、レジでの決済ビジネスへの進出は銀行業や仮想通貨ビジネスともつながるし、ホットペッパーなどの店舗誘導ビジネスとのシナジーもある。食材の仕入れとか店舗向けの総合サービス業ともつながるかもしれない、など色々考えられるね」と具体的な見解を示した。
利用は拡がるけど、売上データはリクルートに抜かれてるよ
ここまで順調に利用者を増やしていきサービスを成長させている「Airレジ」だが、その裏にはリクルートの力があるとホリエモンは話す。リクルートは「ホットペッパー」の営業で飲食店を回っており、一定の信頼関係が構築されているため「Airレジ」を導入してもらいやすいそうだ。
今後も「Airレジ」の利用は拡がっていくと見ているホリエモン。しかし、その一方で「Airレジ」の導入により売上データなどをリクルートに抜かれることから、「俺が飲食店を経営する立場だったらリクルートの『Airレジ』を導入したくないね」と飲食店に警鐘を鳴らした。
動画が見たい方は下記「堀江貴文のQ&A vol.445〜Airレジ戦略!?〜」からどうぞ!
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう