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「儲けは捨てて、資金をぶっこめ!」―― ホリエモンが語った、レッドオーシャンでの勝ち抜く方法

野口直希

2015/03/12(最終更新日:2015/03/12)


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「儲けは捨てて、資金をぶっこめ!」―― ホリエモンが語った、レッドオーシャンでの勝ち抜く方法 1番目の画像

 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.443〜体力勝負でシェアを取れ!?〜」の放送では、力のない企業がレッドオーシャンで戦い抜く方法をホリエモンが話した。

 今回取り上げたのは、「消費財メーカー向けのBtoBコンテンツサービス­をしています。安価で独自性の強いサービスを売りに営業していますが、そこから先へ取引を広げることができません。その他の仕事を取り­に行こうとすると、途端にレッドオーシャンでの戦いに巻き込まれてしまいます。低単価がウリなので、いっそのこと一定のシェアがとれるまでとにかく営業を続けようとも思っているのですが、堀江さんならどんな施策を打たれますか?」という質問。

目先の利益よりシェアを獲れ!

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 レッドオーシャンでの戦い方と言うと、多くの人は「付加価値を提供することで差別化を図る」などと複雑に考えてしまいがちだが、ホリエモンの答えは実にシンプルなもの。「多額の資金調達をして体力勝負かな。僕がアドバイザーを務めている『TRADE SHIFT』はまさにそのモデルでやっている」と語った。

 競合の多い市場で勝ち残っていくためには、まず短期的な利益は捨てなければいけないという。「儲けを捨てて、多額の資金をもとにシェアをとりにいく」とホリエモン。シェア獲得に全力を注ぐことがレッドオーシャンでの勝ち筋なのかもしれない。

100億の資金調達でも全然足らない!?

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 また、ホリエモンは自身がアドバイザーを務める請求書の電子化サービス「TRADE SHIFT」を例に挙げる。「TRADE SHIFT」は多額の資金調達を行うとともに、シェア獲得のために営業のやり方も工夫しているという。

 その方法は、サプライヤーではなくバイヤーに営業をかけるというもの。例えば、「NIKE」のような大手のバイヤーと契約ができれば、そこと取引するサプライヤーにもサービスが導入されるため、一気にシェアを獲得することができるという訳だ。

 「TRADE SHIFT」はすでに100億円近くの資金調達を実施しているそうだが、ホリエモンは「それでもまだ足りないんじゃないかな」と話す。レッドオーシャンで戦いを勝ち残っていくためには、最初から儲けを考えるのではなく、兎にも角にもシェアの拡大を最優先に行動するべきだろう。

 動画が見たい方は下記「堀江貴文のQ&A vol.443〜体力勝負でシェアを取れ!?〜」からどうぞ!


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