終身雇用制が崩れ、誰もが「自分らしい働き方」を探す時代。働き方の選択肢が広まったことによって生まれる漠然とした不安から、やみくもに状況を変えようと行動してしまい、結果的に自分の選択を後悔してしまう人が多いように感じます。
では、納得したキャリア人生を歩むために私たちはこれからどうすれば良いのでしょうか?
キャリアの迷いを抱えたまま行動だけが先走っていませんか?
「今のままでいいのだろうか?」「本当にこの仕事は向いているのだろうか?」などと悩みすぎてしまって、目的もなく資格取得に走ってしまったり、マイナスな転職をしてしまったり......。といったように、キャリアの迷いを抱えたまま行動だけが先走ってしまっている方も多いのではないでしょうか?
このように、キャリアに迷いが生じる原因は「自分で自分の選択肢に納得できていない」から。
自分の選択に納得出来ていない人の多くが、目の前の仕事に全力で取り組めていない
自分で自分の選択に納得出来ていない人の多くは、仕事の向き不向きばかり考えてしまう不安先行型で、目の前の仕事に全力で取り組めていないかもしれません。自分に向いていることが何かを理解するためには、「目の前の仕事にある程度負荷をかけて取り組んでみる」ことです。
人間誰しも、少なからず向き不向きはあります。が、不安が先行する人の多くは食わず嫌い。やる前から「自分には向いていないから」などと決めつけてしまったり、「行動している」という安心感欲しさに、安易な資格取得や転職に向かってしまいがちです。
このように目的もなく行動するくらいなら、まずは向き不向きなど考えずに、「3か月間、目の前の仕事を負荷をかけて取り組んでみること」をおすすめします。
まずは3か月、目の前の仕事を負荷をかけて取り組んでみることから
一般的に、3日・3か月・3年・30年と、仕事には3のつく時に壁がある、と言われています。学生時代のアルバイトなどを思い出してもらえるとよりわかりやすいかもしれません。多くの人が、「仲の良い友人がいるから」「周りの環境に恵まれているから」といった理由で働き始めますが、大体3か月くらいで辞めてしまう人が圧倒的に多いです。
ですから、向き不向きを判断する期間の一つの基準として、3か月を目安にすることをおすすめします。とにかく3か月、目の前の仕事を全力でやってみて、もし「向いていない」と感じたらそれは本当に向いていないのかもしれません。逆に、3か月以上「向いていない」と感じずに続けられれば、それ以降に感じる「向いていない」という感覚は思い過ごしに過ぎない可能性があります。
もちろん、3か月以上仕事を続ける中では辛いことや上手くいかないこと、頑張っているのに結果が出ないこともあるはずです。しかし、常に楽しくて上手くいく仕事など存在しません。長く働く中で落ち込んだり、辛かったりする気持ちは、全力で取り組んでいるからこそ生まれているのではないでしょうか?
また、3か月以上必死に働いた経験があれば、たとえ「向いていない」という判断をして違う道に進む選択をしたとしても、全力で取り組まないまま違う道を進んでしまうより自分の選択に納得を持てるはずです。
結局のところ、仕事の向き不向きなんて誰にもわかりません。自分に向いているかもしれない仕事が見つかったら、そこから先はどこまで自分自身でその仕事を自分に「向かせていく」ことが出来るかです。一生懸命働いた結果、その仕事にやりがいが生まれれば、自分にとって向いている仕事になったと言えるでしょう。
今、あなたは向き不向きばかりを考えて、堂々巡りになっていませんか? まずは目の前のことを3か月、全力で取り組むことから始めてみてはいかがでしょうか?
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