「常識にとらわれるな」とはよく言われますが、あまりに非常識すぎる振る舞いをする訳にはいきません。それではどんな非常識を考えて実行すればよいのでしょうか?
そこで注目したいのが、NHKやNTTドコモなど、一流企業社員1万人を指導した心理教育の第一人者・くまひげ先生こと夏山直道氏の著書『なぜ非常識な人ほど成功するのか』。
今回はこの本の中から、非常識な成功法則をいくつかご紹介していきます。
目標は「立てる」のではなく「見つける」
ホンダの創業者・本田宗一郎氏は、目標について次のように言っています。
何かを手に入れることを目標にすると、それを手に入れた瞬間に満足して、自分の可能性に蓋をしてしまうことになります。
物や地位ではなく、「自分はどういう人間になりたいのか?」「どういう生き方をしたいのか?」といったことを人生の目標に設定しましょう。目標は、「立てる」というよりは「見つける」もの。それが見つかったとき、幸せの階段が一段上がったと考えてみませんか?
簡単な仕事を先にしよう
やっかいなことの後回しは、問題の拡大やこじれが起きる恐れがあるため、普通なら先に処理してしまった方がよさそうです。
しかし著者は、簡単な仕事・すぐにできる仕事・頭を使わなくてすむ仕事から優先的に処理すべきだと述べています。仕事の時間配分を考えた際、難しい仕事から先に手をつけてしまうと、他の仕事が全くの手つかずになってしまうからです。
反省よりもフィードバック
著者は常々「反省はするな。反省会もするな」と話しており、会社でも反省会はやらないそうです。
真にやるべきなのは、失敗から学ぶこと。行動した結果、起きたことのフィードバックこそが必要です。フィードバックをすることで、「これをこうしたら、こうなると分かった。だから、同じ失敗はしないようにしよう」と考えることができます。
常識で考えると立ちはだかるような壁も、非常識になることですり抜けることができるかもしれません。『なぜ非常識な人ほど成功するのか』には、非常識な成功法則が計66項目紹介されているので、今ある常識を打ち破りたい方は参考にしてみては?
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