近い将来、人工知能は人類の脅威となるのかーー。
この問題は、世界中を巻き込んだ大きな関心ごととなっており、SpaceXのイーロン・マスク氏は「5年以内にロボットは人間を殺し始める」という意見を述べています。その一方で、Googleの会長エリック・シュミット氏は、「人類はAIを恐れる必要はない」と真っ向から対立する意見を述べており、これらが多くの議論を呼んでいます。
そういった状況の中、MicroSoftの技術アドバイザーを務めるビル・ゲイツ氏も、人工知能に対する自身の見解を口にしました。
ビル・ゲイツ「人類はロボットを恐れるべきである」
by theglobalpanorama VentureBeatによると、ビル・ゲイツ氏はソーシャルニュースサイト「Reddit」のAMA(Ask Me Anything)において、「機械は我々のために多くの仕事をして、きちんと管理すればポジティブな役割を発揮してくれるが、数十年後のロボットの知性は懸念すべきである。私はイーロン・マスクらと同じ意見を持っていて、なぜ他の人が懸念していないのか理解に苦しむ」という意見を述べたとのこと。
イーロン・マスク氏のように人工知能の「邪悪化」を防ぐ動きはあるか?
by OnInnovation ロボットは人間の脅威となるのか。様々な憶測が飛び交っており、「イーロン・マスクの人工知能脅威論は大げさすぎる」といった声も多く挙がっている中、人工知能脅威論に賛同の意思を示したビル・ゲイツ氏。
イーロン・マスク氏が「人工知能は核兵器よりも危険である」というツイートをした後、人工知能を人類にとって安全で役立つものにするための研究を行っている組織に1000万ドルの寄付を行ったのは記憶に新しいでしょう。
世界最大の慈善基金団体である「ゲイツ財団」の創始者でもあるビル・ゲイツ氏は、今後人工知能の「邪悪化」を防ぐ動きを見せるのでしょうか? もし、人工知能の「邪悪化」を防ぐ動きに出るとすると、人工知能の今後に大きな影響を与えるかもしれません。
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