毎日仕事をしていれば、やる気が出ない日もあるのではないでしょうか? 「モチベーションを高く!」と謳う風潮が溢れていますが、実際問題、毎日やる気に満ち溢れている状態なんて無理。
そこで今回は、「モチベーションなんて必要ない!」と、新しい仕事術を提案する坂口孝則氏の本『モチベーションで仕事はできない』に着目しました。
この本から、私たちはどんな思いで仕事へ向かえばよいのか、その一つの答えを内容の一部からお伝えします。
モチベーションは本当に必要?
もしかしたら私たちは、「やる気やモチベーションは不可欠」という教えに縛りつけられ、強迫観念すら抱かされているのかもしれません。
「今の仕事ではモチベーションが上がらない」そう言って会社を辞める人。仕事よりもモチベーションを上げることに注力する人。仕事をしない言い訳に、やる気のなさを挙げる人……。
モチベーションは本当に必要なのでしょうか?
仕事への向かい方を考える
モチベーションを上げ続けたとしても、いつもと同じ仕事のやり方を永遠に繰り返すのでは同じ失敗を重ねるだけ。モチベーションの立て直しよりも必要なことは、仕事のやり方を変えることです。ここでは、著書に載っている心構えを2つ紹介します。
Yes or No、All or Nothingの発想をやめる
「AかBか」「全か無か」の思考法は、人の視野を狭めます。やりたくないけどまわってくる仕事が愉悦をもたらしてくれる、と信じる心情が選択肢の幅を広げるでしょう。
「自分にはできない」「わからない」とはいわない
これは、自分に壁をつくらず、妙な劣等感をもたない秘訣。この秘訣がモチベーションに左右されずに仕事をこなす姿勢へと繋がります。
「今」に集中する
特別にやりたいことではなかったはずなのに、成功して振り返ったときに「これこそが成し遂げたかった夢だったんだ」という思い込み。それが仕事への希望になると著者は話します。
そのため、持っている夢とのギャップに悩んだり、少しプライドが傷ついたくらいで落ち込んだりするのではなく、ある種の楽観を抱いて、「今」に集中することが大切。
「今に集中したほうが、長期的によい結果が出る」。成功者たちも、その多くは「今」に集中し、力を発揮してきたようです。
「やる気なんてなくても成果は出せる」ことを伝えてくれた一冊の本『モチベーションで仕事はできない』。感じるものがあった方は、実際の本もチェックしてみてはいかがでしょうか?
キャリアアップを目指すあなたへ
目の前のことに精一杯取り組むことも重要だが、長期的なキャリアを見失ってしまっては本末転倒だ。
モチベーションを落として働いている時間が長い場合、自分が今の仕事に納得いっていない可能性がある。
キャリアプランを再度見直し、今いる職場が自分の求める場所ではないかもしれないという思いを抱いたなら、「転職」を考えるのも一つの方法だ。
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