空気をたっぷりと含んでいて、お米がひと粒ひと粒口の中でほどけるように崩れていく。日本人のソウルフードといえば、やはり「おにぎり」ではないだろうか。シンプルな塩おにぎりやこんぶはもちろん、最近では一風変わった具材のおにぎりも。ここでは、東京で味わいたいおにぎり屋4選を紹介。
大野屋米店(築地)
築地周辺にあるおにぎり屋の中でも特に人気のある「大野屋米店」。冷めても美味しい精米したてのお米を使い、海苔と具材は築地市場から新鮮な物を仕入れるこだわりよう。
おにぎりの美味しさを味わうなら、ぜひ赤飯を。たっぷりの小豆はふっくら、お米はもっちりと噛みごたえがある。他にもチキンライスや、しそチーズなどの変わり種もあり、1つ130円から160円とリーズナブルなため数種類お試しいただきたい。
ほんのり屋(東京)
東京駅のエキナカを本店に置き、都内に数店舗ある「ほんのり屋」は、東京駅の利用客が行列を作るほどの盛況っぷり。店内にはイートインスペースもあるため、食事を済ませて旅立つもよし、車中でいただくようにテイクアウトもよし。
ほんのり屋では定番おにぎりの他に、旬のこだわり素材を使った常時14種類前後のおにぎりを用意している。中には各地の特産品を握った東京駅らしいものもあるので要チェック。
寿月堂(銀座)
1854年創業、海苔とお茶の専門店である丸山海苔店が手がける喫茶「寿月堂」。ここでは、こだわりの海苔を食べ比べできる3種のおにぎりセットがおすすめ。
青のりが混じった希少な海苔、極厚で歯切れのよいサクサクとした歯ごたえのある海苔、一番摘みの海苔。それぞれ違った味わいがあるため、海苔による美味しさの違いををぜひ楽しんでほしい。
おひつ膳 田んぼ(表参道)
おしゃれの街、表参道にある「おひつ膳 田んぼ」は気軽に入れる定食屋だ。店名のおひつ膳にあるように、ご飯にこだわった同店のおにぎりは具材も良い塩梅で、お米のおいしさを引き立てるラインナップになっている。
炊きたてのご飯で握られた塩にぎりは固すぎず柔らかすぎない、絶妙な力加減で握られたふっくら仕上げ。ちょっぴり塩加減はお米本来の旨味を引き出しているので、おかずが何もなくとも食が進む。
手軽で美味しいおにぎりは、小腹が空いたときにもうってつけ。コンビニのおにぎりもいいが、たまにはこだわりのおにぎりを味わってみてはいかがだろうか。
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