中国を「極めて重要な市場」と位置付け、積極的にシェア拡大を図るApple。iPnone5cは想像以上の不振に終わり製造中止となったが、昨年発売されたiPhone6/iPhone6 Plusは過去最高の販売台数を記録し、中国でのiPhoneのシェア拡大に大きく貢献している。
そんな状況の中、Appleは中国市場でのシェア拡大をさらに図るべく、新たに5つのApple Storeを中国にオープンする予定だという。
合計20店舗のApple Storeが中国に
by mattbuchanan 新華社通信によると、Appleは中国最大の書き入れ時とも言われている「旧正月(2月19日)」までに新たに5店舗をオープンし、Apple製品のシェア拡大に拍車をかける狙いのようだ。
新たにオープンする店舗に関して、全ては明らかになっていないが、河南省の鄭州、浙江省杭州市の西湖にオープンすることが決まっているという。
40店舗までの拡大を目標に
この店舗数の増加により、合計20店舗となった中国のApple Storeだが、Apple CEOのティム・クック氏は昨年の10月に「今後2年以内に中国のApple Storeの店舗数を40店舗にまで増やす」という言葉を残しており、今後さらに店舗数の増加が見込まれている。
これまで中国市場では苦汁を味わってきたAppleだが、iPhone6/iPhone6 Plusの好調を背景に、中国市場の攻略を本格的に推し進めていきそうだ。
また、「負け組」と言われてきたBurberryの中国進出を成功させ、小売り・オンラインストア担当に抜擢された上級副社長アンジェラ・アーレンツ氏の手腕にも期待がかかる。
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