「Skype」が音声通話のリアルタイム翻訳機能「Skype Translator」を公開し、大きな話題を呼んだのは記憶に新しいでしょう。グローバル化が進み、リアルタイム翻訳への期待が高まりつつある中、Googleもリアルタイム翻訳機能の開発に乗り出しているようです。
カメラをかざすだけで文字を翻訳
Googleが開発しているリアルタイム翻訳機能は、多くの人にとってお馴染みのサービス「Google翻訳」のアップデートによって提供される予定。
仕組みは、英文などをスマホのカメラでかざすだけで翻訳してくれるというもの。これは、Googleが2014年に買収したQuest Visual社のアプリ「Word Lens」によって実現。まるで、スマホが「ほんやくコンニャク」になったような感じでしょう。
現在は、スマホのカメラをかざすことによる翻訳しか行えませんが、今後は会話での翻訳も行えるようにしていくとのこと。
Googleハングアウトにも導入予定か
このリアルタイム翻訳機能ですが、「Google翻訳」だけでなく「Googleハングアウト」での活用も見込まれているそうです。
これが実現すれば、海外の人たちとコミュニケーションをとる際、言語の壁を感じることはなくなりそう。
Googleよりも先にリアルタイム翻訳機能を提供しているSkypeですが、テストを行ったところ、「翻訳中に会話が中断される」「翻訳言語に制限がある」といった問題が多く発生しているとのこと。Googleはそういった問題をクリアしていけるでしょうか?
こうした機能が開発されていくことによって、近い将来、誰もが世界中の人と自由にコミュニケーションをとれる時代がやってきそうですね。
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