近年、ビジネスマンに求められている「統率力」。
周りの人間を上手く取りまとめ、的確な指示によってうまく動かすことができる人材は、多くのビジネスマンにとって憧れの的だ。
人をまとめる力である「統率力」の意味、統率力のつけかた、混同されがちな「リーダーシップ」との意味の違いについて解説していきたい。
統率力の意味とは
統率力とは、そもそもどのような意味なのだろうか?
統率力とは?
組織やチームメンバーなど、多くの人たちをまとめて率いていく力である「統率力」。
一口に「統率力」といっても、大きく分けて2つの行動スキルを内包している。
「統率力」に関与する2つの行動スキル
- ①:人の行動を統制して、チームを一つにまとめる力
- ②:チームを率いて、目標を達成するために行動する力
「統率力」という語感だけでは、「チームを一つにまとめる力」の印象が強いかもしれない。
しかし、いわゆる「統率力がある人」とされている人には、「チームを率いて目標を達成するために行動する力」も身につけている。
「統率力がある人」を目指すなら、2つの行動スキルを身につけられるように行動してみよう。
「リーダーシップ」と「統率力」の意味の違いとは?
混同されがちだが「リーダーシップ」と「統率力」は、厳密にいうと別物である。
結論からいうと、「統率力」はリーダーシップの中の1要素でしかない。
【リーダーシップと統率力の違い】「リーダーシップ」の意味
組織を率いる能力、という意味で使われる言葉「リーダーシップ」。
「リーダーシップ」には明確な定義がなく、“リーダーに求められる全ての要素”をさしている幅広い意味を有する言葉である。
リーダーに求められる要素の一例
- マネジメント能力
- 統率力
- コミュニケーション能力
- 課題解決能力
- 人望
【リーダーシップと統率力の違い】リーダーシップの中でも重要な“統率力”
「マネジメント能力」「統率力」「コミュニケーション能力」など、リーダーシップを発揮するためには、さまざまな要素を身につける必要がある。
その中でも「統率力」は、リーダーシップの中でも大きなウェイトを占めており、リーダーには必要不可欠な能力。
リーダーシップに必要な能力の中でも重要であるため、「リーダーシップ」と「統率力」が混同されてしまいがちなのだ。
統率力を身につける方法
統率力を身につけるためには、実際に場を仕切る経験が重要になる。
統率力を身につけるために必要な「仕切り経験」
飲み会の幹事や、会議の司会など細かなことでも良い。場を仕切る経験を増やすことで、統率力は磨かれる。
また、自分が率先して行動を起こし、周りを引っ張っていくことでも統率力は身につく。
統率力を身に付けたい!と思ったら、自らの意識を能動的なものに変えていく必要があるということだ。
統率力を身につける方法
- 飲み会の幹事や会議の司会など、場を仕切る経験を増やす
- 能動的にイベントを企画したり、提案してみたりする
リーダーシップと統率力は似て非なるもの。統率力は「リーダーシップ」を身につけるための一つの要素にすぎないのだ。
統率力とは「人を統制し、率いて困難や過大に立ち向かう」ということだ。
部下を持つマネジメント層のビジネスパーソンは、本記事を参考に統率力を磨いていこう。
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