いつもとはちょっと違う雰囲気で飲みたい。それなら「レトロ居酒屋」を訪れてみてはいかがだろうか。
昭和の時代を感じさせるノスタルジックな内装は、どこか懐かしくも新しい。さあ、あなたも、のれんをくぐって昭和の時代にタイムスリップ。ここでは「レトロ居酒屋」を紹介する。
みますや(小川町)
創業は明治38年、東京に現存する最古の居酒屋としても有名な「みますや」。外観は時代を感じさせる木造の作りで、どぜうの赤ちょうちんと縄暖簾がお客を迎える。店内に入ると味のある手書きのお品書きや年季の入った座敷が、昭和の良き大衆的な雰囲気を醸し出す。
名物「どぜう鍋」は、下町のお江戸ならではの逸品。どぜうの苦味と濃い口の煮汁が合わさり、身は柔らかくおいしい。
えびす駄菓子バー(恵比寿)
子どもの頃の思い出が蘇る、懐かしの駄菓子を楽しむ新感覚の居酒屋が恵比寿にある「えびす駄菓子バー」だ。店内には小さい頃によく食べた駄菓子が数十種類あり、500円でどれも全て食べ放題。
昭和の雰囲気ある店内で、懐かしの駄菓子を選んでいれば、童心に戻るひと時を過ごせるはず。友人たちと想い出にひたりながら食べる駄菓子は、あの頃とは違ったおいしさがあるかもしれない。
薄利多売 半兵ヱ(上野御徒町)
昔懐かしいホーローの看板、ブリキのおもちゃに昭和歌謡曲のポスター。昭和の雰囲気をギュッと凝縮とした「薄利多売 半兵ヱ」は、まさに大人のテーマパーク。昭和を知っている人は懐かしく、知らない人には新しささえ感じるだろう。
ハムカツや揚げパンなどの給食で食べたメニューもあり、ワイワイ盛り上がること間違いなし。遊び心あふれる雰囲気を楽しんでほしい。
斎藤酒場(十条)
ひとり1000円もあれば軽くほろ酔い気分でお酒を楽しめる。そんな古き良き昭和の大衆居酒屋を味わえるのが十条にある「斎藤酒場」。ここはお酒は170円から、おつまみの多くが200円台とお財布にやさしいお酒が飲める。
相席前提で店内がガヤガヤしているのは、ご愛嬌。かえってこの雰囲気が居心地良いと、足繁く通う人も多いとのことだ。
まるで昭和の時代にタイムスリップしたかのようなノスタルジックな雰囲気の「レトロ居酒屋」は、背伸びせず飲むにはもってこい。懐かしくも新しい昭和の雰囲気を、ぜひあなたも味わってみてほしい。
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