子どもの頃、学校のイベントなどで工場見学に行った経験はあるだろうか。自分の身近なものが作られている過程を見るのはなんとなくワクワクしてしまう。
最近ちょっとしたブームになっているのが、大人の「酒蔵見学」。普段なかなか目にすることがない酒作りを見学できるだけでなく、出来たての試飲や酒造り体験ができるところもあり、大人になった今だからこそ楽しめることが盛りだくさんだ。
東京近辺にもこうした体験ができる場所は意外とある。首都圏近郊の見学ができる酒造を紹介しよう。
冬の風物詩「日本酒」の仕込みを見学
出典:www.amabuki.co.jp 日本が世界に誇る「日本酒」は、気温の低い冬場に仕込む伝統的な日本酒の製法「寒造り」が見学できるこれからの時期が最高のタイミング。蒸した米やもろみを長い棒でかき混ぜる「かいいれ」などを間近で見れる酒蔵もある。
「石川酒造」は、100年以上の歴史を持つ老舗の酒蔵。荘厳な酒蔵の面影は、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう。普段は見ることのできない光景や酒造りのエピソードを学んだ後の一杯は格別。きっと日本酒をもっと好きになるはずだ。
一番搾り「ビール」うまさの秘密に迫る
出典:www.kirin.co.jp 「ビール」は、何と言っても一番搾りがうまい。最近は樽生ビールが飲める店も増えたが、やっぱりできたてに勝るものはない。
横浜にある「キリン横浜ビアビレッジ」では、キリン一番搾り生ビールのうまさの秘密に迫る体験ツアーが実施されている。一番麦汁と二番麦汁の飲み比べなどを通してキリンのこだわりに触れた後は、ビールの試飲も。できたての一番搾り生ビールを味わおう。
「ワイン」の世界を学びながら飲み比べ
出典:www.flickr.com イタリアやスペインなど、海外で製産されるイメージが強いワイン。しかし、日本にもワイナリーは多くあり、原料であるぶどう作りから瓶詰めまで見学できるところも。
山梨県にある「サントリー 登美の丘ワイナリー」は、富士山や甲府盆地が一望できるロケーションに構える日本有数のワイナリー。ここでは奥深いワインの世界を学びながら、国産ぶどう100%のワインを飲み比べできる。
サントリー 登美の丘ワイナリー
予約が必要なものもあるので、要注意だが、半日空いていれば十分に行ける距離なので、お酒好きなら一度行ってみては?
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