転職活動の際、これまで経験してきたのと同じ職種への転職を希望する場合は、経験をそのままアピールすることが重要になりますが、未経験の職種への転職希望となると、そうはいきません。面接では必ずなぜ未経験なのに転職しようと思ったのか、その理由を聞かれるでしょうし、履歴書でどのように自己PRすればいいのか悩む人も多いでしょう。ここでは、未経験の職種への転職をするときの自己PRの書き方を紹介します。
前職の職歴の経験と結びつけてアピールする
未経験の職種であっても「仕事」という点で、あらゆる職種に共通点はあります。ですから、まずは、前職での経験を未経験の職種に生かせる点はないか、じっくり考えてみましょう。たとえば、経理の仕事をしていた人が、営業職への転職を希望したとします。その場合、経理の仕事で身に着けたスキルや経験を、営業にどう生かせるか考えるのです。「数字に強い」ということがまず挙げられるでしょう。あらゆる企業が利益追及を目的としている以上、「数字に強い」というのは、会社にとって魅力的な特性です。営業の仕事でも必ずそれは生かされるにちがいありません。このように、一見まったく畑違いに思われる職種でも、関連性は必ずありますから、上手く前職の経験を結びつけて自己PRするといいでしょう。
性格などの内面的な部分を示す
次に、性格などの自分の内面を分析し、自分の性格や個性に志望している職業がマッチしていることを示す方法が挙げられるでしょう。仕事においては、その人の本質が非常に重要になる場合もあります。内面的な部分をアピールすることで、面接官も仕事に対する適性などを考慮してくれるのではないでしょうか。
ポジティブに熱意を語る
熱意しか語っていない自己PRになりがちな未経験者の自己PRですが、ネガティブ過ぎるのもマイナスの印象になってしまいます。どうしてその職種・職業へと転職しようと思ったのか、そして、どのような仕事をしたいのかは、自己PR で伝えるべき内容だと言えるでしょう。
未経験の職種に転職を希望している時は、どうしてもネガティブになり、自己PRをしっかりと書けない場合も多いと思いますが、アピールをしなければ転職することができません。根拠があり、首尾一貫性がある文章を作成し、自己PRをより良いものとしましょう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう