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長引くだるさは「新型冷え性」が原因かも。冷え知らずの体をつくる「温活」とは

Miki Hirai

2015/01/06(最終更新日:2015/01/06)


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長引くだるさは「新型冷え性」が原因かも。冷え知らずの体をつくる「温活」とは 1番目の画像

 風邪を引いているわけではないけれど、なんだか毎日だるい。そんな人が増えています。その原因は「新型冷え性」かも。だるさだけでなく、肩こり・むくみ・免疫力の低下まで引き起こす「新型冷え性」は、まさに万病のもと。

「新型冷え性」って?

 冬場の寒さや、クーラーの効きすぎによって手足が冷える「末端冷え性」。それに対し、手足は温かいのに、身体の中が冷えてしまうのが「新型冷え性」。

 その原因は、冷たいものの摂りすぎにより、直接内臓を冷やしてしまうこと。内臓が冷えることで代謝の悪化にもつながり、その結果全身の様々な症状を引き起こすというワケ。

 また、湯船に浸からずシャワーだけで済ます習慣のある方も、この「新型冷え性」にはご用心。シャワーだけでは全身の血の巡りを良くするほど、身体が温まらないのです。

新型冷え性対策の「温活」

 基礎体温を上げるための「温活」。冷え知らずの身体を作るために、あなたも「温活」を始めてみませんか?

①身体を温めるものを摂る

 身体を温める食材を判断する基準として、以下の3点を覚えておくと良いでしょう。

・寒い地域で育った野菜、寒い時期が旬の食材
・色の濃い野菜や食材(黒ごま、黒豆、ひじきなど)
・地下で育った根菜や芋類

 まさかと思うかもしれませんが、育った場所や色で、その食材の効果が判断できるのです。

 また、身体を温める代表的な食材として、ねぎ・しょうがなどの薬味や、とうがらしなどの香辛料が挙げられます。普段の食事にちょっと添えることのできる食材なので、刻んで冷蔵庫にストックしておくのもよいですね。

②適度な運動

 新陳代謝を良くするためには、やはり運動が欠かせません。理想は有酸素運動を繰り返すことですが、働く方にとって、毎日運動の時間をとるのは難しいですよね。

 なかなか時間が取れないときは、普段の生活に運動を組み込むのがおすすめ。通勤を徒歩や自転車に変えてみたり、階段移動を増やしてみたりと、少しずつ筋肉を使う時間を増やしていきましょう。

③ゆっくりお風呂に浸かる

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 寒い季節には熱めのお風呂に浸かりたくなりますが、熱すぎるお風呂は身体の表面しか温めず、冷え性の原因にもなりかねません。身体を芯から温めるには、少しぬるめの38℃〜40℃のお湯にじっくり浸かるのが効果的。

 炭酸タイプの入浴剤は血行を促進させるので、リラックス効果と併せて使ってみる価値アリですよ。



 冷えが慢性的に続くと、身体の不調が避けられません。「最近の不調の原因は冷えかもしれない……。」と思い当たった方は、ぜひ「温活」を始めてみてみてくださいね。

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