2025年には、全世界で9億人に達すると言われている難聴者数。高齢化が進む日本にでは、人口の約15%が難聴者だそうで、とても他人ごとにはできません。
そんな難聴者にとって欠かせないのが「補聴器」ですが、持っていても着用しないという人が多くいるそうです。「目立つ」「着けているのがバレる」といった外見上の理由で着けないのだそう。
補聴器メーカー「オーティコン」の調査によると、初めて補聴器を装用する人の42%が「つけ心地の良さ」と「デザイン性」、33%が「小さくて見えない」補聴器を求めるそう。
でも、大丈夫です。補聴器が必要な人にとっては大問題だった見た目の問題も、もう過去のものになるでしょう。
装着してもバレない、コーヒー豆サイズの補聴器「Nanoplug」
コーヒーマメサイズで誰にも気づかれない。そんな補聴器の名は「Nanoplug」です。世界最小の補聴器で、その大きさは7.1mm×5.7mm×4.17mmとコーヒーと米粒の間くらいのサイズ。
この小さな補聴器は耳の穴の奥に入れて使うそうで、相当じっくり覗かない限り見た目には全くわかりません。
取り出すときはピンセットで引き出すようで、ちょっとメンドウですが、これくらいは我慢できそうですね。
何より驚きなのはその大きさです。補聴器は単に音を大きくすればいいものではなく、環境に合わせて聞き取りやすいように工夫がなされているのですが、この補聴器はこの大きさでそうした機能も実装済みだそうです。
テクノロジーの進化はまさに人間が問題を乗り越えていく瞬間と言えます。だからこそ私達はこうしたガジェットにわくわくするのかも!?
NANOPLUG: The World's First Invisible Hearing Aid
100% invisible, instant-fit, user programmable & affordable hearing aid. Better hearing can be cool.
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