以前、文字盤ベルト一体型の電子ペーパーウォッチ「FES Watch」の開発が話題を呼んだソニー。その流れに乗っかるかのように、今度は国内最大級のベンチャー投資ファンドを運営する「WiL」と手を組み、スマートロックシステムの開発を進めていることが新たな話題となっています。
スマホで鍵の開閉を可能にするスマートロックシステム「Qrio Smart Lock」
ソニーとWilが開発しているスマートロックシステムの名は「Qrio Smart Lock」。鍵の開閉をスマホから行うことができ、さらにFacebookやLINEを使って友人の鍵を渡すことも可能。
また、「Qrio Smart Lock」はドライバーなどの工具を使うことなく、現在取り付けられている鍵を手軽にスマートに変えることができます。
日本におけるオープンイノベーションの先駆けとなるか
活路をなかなか見出せず、長い間、苦境に立たされていたソニー。しかし、ここに来てベンチャー企業の技術力を活用し、新しい領域の商品開発を推し進めています。
「日本にはオープンイノベーションが足りない」と言われて久しいですが、ソニーのこうした取り組みが一つのきっかけとなり、今後日本に「オープン・イノベーション」の流れを加速させていくかもしれません。
果たして、ソニーは日本におけるオープンイノベーションの先駆けとなるのか。これからの動きからも目が離せそうにないですね。
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