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100%を目指すから失敗する。あえて完璧を目指さない仕事術

Rio

2014/12/24(最終更新日:2014/12/24)


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 一般的に仕事が出来る人と言うと、完璧に仕事をこなす人だと思われることも多い。しかし、仕事が出来る人が必ずしも100%完璧に仕事をこなしているわけではない。むしろ、限界を早めに見極め、臨機応変に対応出来る人の方が結果的には成果を上げられる場合も多いのだ。

完璧を目指していないだろうか?

 完璧を目指すと、欠点や欠陥ばかりに目がいってしまい、自分の理想にかなわないものは受け入れられなくなる。その結果、その穴を埋めることに時間を掛け過ぎてしまい、全体として良い結果にならないこともある。

 より良いものを常に目指すのは大切だが、「上を目指す」ことと「完璧でないと受け入れられない」ことは異なる。「完璧でない」ことを受け入れた上で高いゴールを目指すべきだろう。

身に付けるべきは「選別力」

 完璧でないことを受け入れるのは本当に重要なことに努力を費やすとういうことでもある。重要度の低いものを切り捨て、集中するということに繋がるからだ。

 そのために、仕事を「must(しなければいけないこと)」と「nice to have(やっておくことが望ましいこと)」に分けることだ。さらに、これだけで終わらせず、「must」の仕事の中でもさらに細分化して、優先順位を付け、費用対効果の高いものから手を付けるようにすると良い。

 このように仕事を分類してみることで、すぐにやらなくても良いことが、想像以上に多いことや、普段自分がいかに必要のないことに取り組んでいたかが良くわかるだろう。


 must と nice to have なら must を取ること、そして、must の中でも費用対効果の良いもの優先すること。仕事を効率的にこなせず、悩んでいる方は「全て」をやるべきこととして認識せず、このような「選別力」を身に付けることから始めてみては......?

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