ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。
今回取り上げた質問は、「店頭のデジタルサイネージに顧客情報を表示させようとしている企業は多く、実現のカギはソフトウェアとハードウェアの適切な連携だと言われています。個人的には、単純にコストが問題だと考えていますが、堀江さんはどのような企業が最終的に実権を握ると思いますか?」というもの。
技術革新によって進化を遂げたシステムが、2054年の世界を覆う姿を描いたSF映画「マイノリティ・リポート」。映画の中で店内の看板に消費者それぞれに合わせた情報が表示されるシーンがある。最新技術は、このような世界を実現させることはできるのだろうか?
「技術的には、もう可能だよね」
ホリエモンは、「小米みたいな会社が投資しまくって都市部に大量のサイネージを作りそう。もしくは、ソフトバンクなどの通信事業者が端末を増やすために作るとか。」と積極的に新しい領域に投資をしている企業の参入を予測した。
一方で、デジタルサイネージは最新技術のハードを開発しても、製品化の頃には技術がさらに先を行ってしまい、コストに見合う採算が取れない恐れがあるそうで、これが技術的に可能でも、なかなか実現しない参入障壁となっている。
実現するならまずは海外!?
といっても、「マイノリティ・リポート」のような世界はそう先のことではない。日本でのデジタルサイネージの利用の多くは、今のところ駅構内に留まっているが、海外の状況は少し違うようだ。
「海外ではすでにビルの全面をディスプレイにして、表示をコントロールしているところもあるよね」とホリエモンは海外ですでにデジタルサイネージの普及が進み始めているとの見解を示した。
こうした動きを踏まえると、デジタルサイネージの流れは確実に進んでいると言えそうだ。
「堀江貴文のQ&A vol.415〜マイノリティリポートの世界を実現!?」では、デジタルサイネージによるSFのような世界の実現をテーマにホリエモンが語った。ホリエモンの痛快な語り口で様々な質問に答えるこのチャンネル。一度、ご覧になってみては?
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