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「当事者意識」を持てない人は成長出来ない。何があっても逃げない人が成功する。

Rio

2014/12/18(最終更新日:2014/12/18)


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「当事者意識」を持てない人は成長出来ない。何があっても逃げない人が成功する。 1番目の画像
出典:www.flickr.com

 人生の中では、失敗出来ない重要な転機が何度か巡ってくる。そのような場面で上手くいく人といかない人の違いは、「当事者意識」があるか、ないかだという。当事者意識を持って物事に取り組める人こそがチャンスをものに出来る人だ。

仕事に本気で取り組めているだろうか?

 何か問題が起きた時、当事者意識を持って取り組める人は本気でその問題を考えられる。しかし、当事者意識のない人は目の前の問題を自分事として考えることが出来ないため、問題に本気で取り組むことが出来ない。

 当事者意識が欠如していると、問題を他人事としか捉えられず、「責任を取りたくない」「失敗したくない」という自己防衛も働いて、結局本気になれずに終わってしまう。さらには、失敗しても「本気を出していなかっただけ」と言い訳することも出来る。これでは、無意識に逃げ道を用意しているようなもの。

 本気で取り組むことが出来なければ、大きな成果を出すことは難しくなるもの。本気になるためには、当事者意識が必要となるのだ。

当事者意識は問題意識から

 当事者意識を持つべきだということはわかっても、持とうと思って簡単に持てるものではないだろう。では、どうしたら当事者意識を持てるようになるのだろうか?

 ここで大切なのは、まず「問題意識」を持つこと。仕事が出来る人の多くが無意識に問題意識を高く持っている。彼らは常に自分の仕事を見つめ、改善策と可能性を求めて仕事に取り組んでいる。そうすることで、たとえ自分自身とは関係のない問題だとしても興味を持って対応、改善する能力が自然と身に付いていく。

問題意識を高めるために出来ること

 問題意識を高めるために出来ることを、大きく分けて2つ紹介しよう。

「なぜ?」で物事を深く掘り下げて考える

 問題意識が高いということは、人よりも気付きが多いということ。そうなるためには、自分の頭で考えなくてはならない。自分の頭を使うために出来る一番簡単な方法が「なぜ?」と掘り下げて考える癖をつけることだ。

 考える内容は些細なことでも構わない。「なぜ?」と常に考える癖をつけることで、問題に対して主体的に考える力が身についていく。

別解はないか考える

 物事の正解は一つではないはず。一度答えを出したとしても、違うプロセスで答えを出せないか、代替案を考えてみることが問題意識の向上に繋がる。

 また、何度も同じ問題について考えることで、一つの問題に対して多面的に物事を見ることが出来るようになり、結果的に気付きが多くなる。


 人から与えられた課題に対して、当事者意識を持つのは非常に難しい。しかし、自分が課題に対して何かしらの考えを持つことが出来れば、当事者意識は自然と芽生えてくる。まずは、日常の中の些細な事柄に対しても問題意識を持つことから始めてみてはいかがだろうか?

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