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夏の就職・転職、服装はどうすべき? マナーを守って正しい対応を

Takeshi Sugiuchi

2014/12/17(最終更新日:2014/12/17)


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by suneko

 今や就職活動や転職活動は季節を問わず、1年中行われています。面接と言えば、服装はスーツであることが多いです。夏の暑い季節でもスーツのジャケットを着なければならないのでしょうか。スーツを着たことにより、汗だくで面接会場に駆けつけるのも印象はあまり良くないでしょう。ここでは、夏の面接の服装について考えてみましょう。

上着はどのような場面でも着ていたほうが無難

 夏は暑いのでワイシャツのみで面接会場に行っても良いのでしょうか。マナー的には、ワイシャツだけではマナー違反と鳴るため、夏であってもスーツの上着は必要です。上着は必ず面接時には着るようにしましょう。面接会場に着くまではスーツを着ないで手に持っていても良いです。会場に入るタイミングで上着を着用するようにすれば問題ありません。持ち運ぶ際は上着にしわが寄らないように、カバーやスーツケースを持つなどの工夫が必要になります。

マナーを守りつつ「夏仕様」に 

 暑いため、上着の中のワイシャツを半袖にする場合がありますが、これは身だしなみとしてはNGです。ワイシャツは一見見えないように感じますが、上着の袖から見えるようにすることが正しい身だしなみとなっています。そのため、長袖のワイシャツを着て、袖まくりもしないようにしましょう。

 それに対し、スーツが夏にも関わらず、秋冬物であることは、心証を悪くしてしまう原因になることもあります。周りからみて暑苦しく見え、機能的にも夏には向いていない秋冬物のスーツよりは、夏物のスーツを着て面接に臨むことがおすすめです。

「上着を脱いでも良い」と言われたら

 上着を着て面接会場に現れると、待っている間などに「上着を脱いでもいいですよ。」と声をかけてくれる会社の担当者もいます。よく、ここで上着を脱ぐと、マナーも知らない人だと思われて選考から外れてしまうという噂がありますが、そのようなことはほとんどありません。最近では面接官も健康面などを配慮して上着を脱いでもいいと言うことが多いようです。面接官が脱いでも良いと言った場合、「ありがとうございます」と感謝を伝えて脱いでも構わないでしょう。


 夏の暑い季節でも、面接時の服装は正装であることが好ましいとされています。マナーを守りつつ、健康面で負担のかからないような工夫をすることが必要となるでしょう。

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