Appleが9月に発表し、2015年初頭に発売予定のApple Watch。先日、そのApple Watchの開発者向けSDK「WatchKit」がAppleから提供開始されました。
「WatchKit」では、”グランス”、”アクション通知”、”WatchKitアプリケーション”の3つの要素があり、同時にApple Watchのインターフェースに関する規定を定めたガイドライン「Apple Watch Human Interface Guidelines」も発表されたようです。
ガイドラインによると、Apple Watchの2種類のサイズでは解像度が異なり、それぞれに対応したアプリ開発が求められるようです。
また、それぞれの要素にも制約や盛り込むべきポイントなどが記されています。
「見る」という要素に重点を置いた”グランス”
”グランス”は、画面上に一時的に画像などを表示することに特化した要素で、ニュースやスポーツの試合結果、料理のレシピなど「見る」というのが主題のものを制作するのに非常に役に立ちます。
しかし、スクロールや編集ができないなどの制約もあり、適切な使用を心がけないといけない要素でもあります。
2種類のレイアウトが存在する”アクション通知”
”アクション通知”にはショートとロングの2種類があり、ショートではアイコンの下に小さく更新情報などが表示されます。
ただし、Apple Watch大小2サイズに合わせて開発しなければならないのに注意が必要です。
インターフェースが厳格に決められている”WatchKit アプリケーション”
”WatchKitアプリケーション”のインターフェースもガイドラインで定められており、階層型とページ切り替え型の2種類が存在します。階層型はタップをメインに考えられたインターフェースで、ページ切り替え型はフリックを主に使用する形式のインターフェースになっています。
以上のもの以外にも、アニメーションや背景色に関する規定などもガイドラインに盛り込まれており、アプリ開発する際には必ず目を通しておく必要があるでしょう。
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